マーケティング

October 24, 2013

2014年席割りについて

クラブから値上げの通知がやって来ました。有無を言わさずです。これもアベノミクスの一環でしょうか。ライセンス制が導入されて、ライセンスの基準に当てると結構やばいクラブがいくつか表面化してきたりして、リーグ全体が経営の健全化に向けて動くことはいいのだけれども、それが即消費者に負担を強いる方向に向かうのはいかがなものかと思う。それだけ魅力ある興行を提供できていると思っているのかな、クラブは。まぁ、千歩譲ってそれは認めてやろう。でも、仮に来季の観客動員が今季以上に後退したら相当問題だと思うのだよね。そのリスクをクラブは負うという覚悟があるということでおK? 全体的に値上がっているので、今季並みの入場者が確保できればとりあえずは自動的に収入増になる。問題はその数を確保できるか。このままだと難しいよね、正直。それに、来場者が減少傾向にある中、赤字を防ぐためにまずは値上げさせて欲しい、という言い方はあまり感心しない。

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September 17, 2013

2ステージ制を考える

J1は2015年から2ステージ制になるみたいですね。ポストシーズンは、一応年間王者への配慮はされているようですし、まぁ、そんなことで観客動員が強化できると思っているのであればやってみればいいですよ。霞ヶ丘で横断幕掲げた浦和の連中も、だからといって観戦をボイコットするような甲斐性もないでしょうからね。

世界中のリーグが1シーズン制で、世界のスタンダードから外れるということを反対の理由とする人がいますが、アルゼンチンリーグは昔から前期後期でやっています。そのリーグの事情にあった方式でやるべきで、他がそうだからというのは思考停止でしかありません。スポンサー収入は増えるかもしれませんね。当然ポストシーズンの大会は冠を付けたいでしょうし、乗ってくる企業も出てくるでしょう。サントリーなんかは最右翼かな。

ただ、観客動員数を増やしたいのであれば、2シーズン制は本質的な解決にはならないと思います。確かにマスメディア、特に地上波での露出は今よりは増えるでしょうけれど、それも一過性で2~3年もすれば醒めてしまう話。優勝チャンスが増えることで、今年の大宮のようなケース(広島と勝ち点36で並ぶも得失点差で2位)も出てくるでしょう。短期的な観客動員力強化には多少は貢献するはずです(特に万年中位下位チームは)。ただ、優勝すれば観客が増えるというのは単なる思い込みでしかありません。東京だって、ナビスコで優勝しても翌年の年間の動員数に大きな影響はなかったんですから。本質的な部分では、甲府の苦労話の方がよっぽどためになります。川崎だっていろいろイベントを地元絡みで仕掛けていってここまで来ているし、ようやく箱が少し大きくなるので、その努力の分は確実に増えるでしょうね。だから、リーグのやっていることは非常に底が浅く安直に見えてしまう。

中位にいる我が軍のようなところは、モチベーションが一度リセットされるので、通年で見たときのゲームのクオリティは若干上がるかもしれない。でも、その程度ですよ。上位チームにしてみれば、1年頑張ってきてトータルで1位なのに、ポストシーズンで1回負けただけで年間王者になれないなんて制度は唾棄すべきものでしょう。この制度は観る側以上にやる側への影響の方が大きいのかもしれません。

いずれにしても、世界のスタンダード云々で反対している人こそ硬直化の最大要因なのではないでしょうか。新しいファン層を獲得しなければならないのだから、これまでと異なるアプローチが必要なのは自明の理なのです。2シーズン制になることでサッカーがまったく別のスポーツになってしまうわけではない。だめなら、また次のことを考えればいいのです。

【追記】
識者の中からは、このシステムがアンフェアであるという指摘があります。まぁ、そうでしょうね。それに、スケジュールの問題がある。ポストシーズンのために3試合=1週間延長することになり、ただでさえ過密なのにこれ以上入るのかという疑念がある。選手たちも長いシーズンを戦ってきて相当疲弊しているところに、年間勝ち点1位チームへの挑戦権を得るためにミッドウィークを含めた2試合をまた戦わないといけない。これで勝ち残ったヘロヘロのチームに、最後の最後戦う力は残っているのだろうか。グダグダなゲームが地上波でばら撒かれることによって、やっぱりJリーグはレベルが低いなんて思われたら、それこそ本末転倒ですよ。

このシステムのリーグにとっての最大メリットはお金でしょ。得られた資金が、各クラブの強化=ゲームのクオリティ向上に使われるのであればいいけれど、その辺がまた曖昧な訳で、いろいろな側面から見ても2シーズン制+ポストシーズンというプランはベストとは思えないです。現状至上主義には反対するけれど、かといって2シーズン制は絶対解ではない。たとえば民間からアイディアでも募って、もうちょっと議論すべきではないですかね。

※集客改善で一番即効性のある施策は、土曜日固定開催を止めることです。

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November 03, 2010

STARFLYER

STARFLYER

初めて乗ったが、まずスポットまでバスで行くことが新鮮。さらにタラップを上る。いつぶりだろう、思い出せない。そして機体色。A320はほとんど黒に見えるが極めて黒に近いダークブラウンではないだろうか、ツートーンに塗り分けられた機体は欧米のおしゃれなエアを思わせる。この雰囲気作りですでにグッと来ているのだが、機内に入ってこれまたニンマリ。シートは革張り、座席それぞれに小型モニターが設置されており、オリジナルのビデオが楽しめる。コンテンツはややB級ながら、暇つぶしには十分だ。フットレスト、ヘッドレストも可動式でしっかりしている。さらに、飲み物も4種類ながら、タリーズとタイアップしたオリジナルブレンドコーヒーは本格派。CAも綺麗な人が多くて、全体的な満足度はメジャーどころよりも高い。LCCが話題に上るこの頃だが、その辺とは一線を画すマーケティングは注目に値すると思う。絞り込んだ路線と付加価値の高いサービス。リピーターを獲得する近道である。問題はその路線のニーズが今後どうなるか。それは就航先の地域とともに考えていくことだろう。航空会社という業態から一歩踏み込んだアクションができるか。そこが定着に向けての分かれ道になるのではなかろうか。オイラ的にまた使うことがあるかどうかは分からないが、もし2択であれば間違いなくこっちをチョイスする。航空サービスは安けりゃいいものでは絶対ない。

【追記】帰路はANAだったが、これがまた酷かったぁ。直前に取ったために料金は定価。にもかかわらずサービスは一緒。イヤホンはCAが御用聞きよろしく配って歩いているし、当然ドリンクもなし。こちらから言わないとお茶すら出ない。とどめはCAのクオリティ。語るもおぞましい。CAと対面できる席を押さえて口説くなんてことはもはや夢なのか。

スッチーに欲情できない航空会社に、絶望したぁ。

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March 12, 2010

SU指定席について

開幕戦はあいにくの雨にもかかわらず29,011入りました。昨年に比べ1,443人増です。対戦相手の問題もあるでしょうが、この純増はJFK東京への期待感の表れといっても差し支えないでしょう。晴れていれば30,000は確実にいっていたはずです。勝利とともにマーケティング的にもまずまずのスタートが切れたのではないでしょうか(ぼっちゃんが出ていれば35,000は優に越していたと思いますがね)。
ただ、1点だけ残念なことが。ゲーム開始ごろにはバックスタンドの最前列ブロック=SUはほぼいい感じで埋まっていましたが、ホームG裏SUはビジョンの前あたりだけに塊が出来ていて、遠目から見てあまりみっともいいものではありませんでした。懸念していた通りのことになりましたね。
絶対バックSUとG裏SUとでは価格差をつけるべきでした。というより、ビジター席のSUが存在しない以上、ホーム側にSUを設定すること自体矛盾があります。某ブログによれば、チケット確認が不十分で勝手に座ってしまっている人もいたとか。これは、真面目にGⅡで観戦している人に対しても失礼だし、価格差を設けた以上、その責任は主催クラブとしてしっかり果たすべきではないでしょうかね。SOCIOとして座席を確保した人もいるので、いまさらということなんですけれど、だとしたら、せめてアウェー側の最前列ブロックもホームビジター関係なくSUにすべきです。

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December 17, 2009

2010年席割について

ファン感にも行ったんですが、これほどあっけなく終わったシーズンもなかった気がします。実際、天皇杯に勝ち残っていれば、あのタイミングでのファン感はなかったわけですし(12/12開催はあまりに出来過ぎだな。お別れ会的な性格も含めてフロントGJ!でも、ファン感については今年のイレギュラー案件としてではなく、毎年恒例の行事として是非検討していただきたいです)、なんか気が抜けすぎて更新する気も起きなくて(と言い訳をしてみる)。

さて、編成についてはもうちょっと進んだところで取り上げるとして(東京OBの動向は年明けかな)、例の来季の席割について考えてみましょうか。

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February 10, 2009

競争原理

シオが離脱した。全治3~4週間というから、当然開幕から数試合は間に合わないことになる。俄然控えのGK陣が熱くなっているらしい。実績からすれば権田が優位なのだろうけれど、No.2の座はまったく約束されたものではないだろうし、もちろん廣永にもチャンスはある。めったに訪れないこのチャンスをモノにできるのは一体誰なのか、シオには悪いが非常に楽しみだ。
世界的にレギュラーでプレーしているティーンはたくさんいるし、そういった若い力が出てきているチームや国は活気があるように見える。日本は社会的に長いこと年功序列でやってきたから、たとえプロの世界でもなんとなく年齢が高い方が経験を持っている(特にGKはその傾向が強い)ということで優先的に出られるような印象を持ってしまうが、それを打破するような若い力がなかなか出てこないということも、そんな既成概念を強化する一因になっていると思う。だから、GKのポジションばかりではなく、フィールドも含めて新戦力が昨年のレギュラースタメンにとって変わるような状況ができてこないと、昨年を乗り越えることはできないのではないかとも思う。
実際、ここ数年獲得した若手がなかなか伸びてこないもどかしさがある。大竹は近年にない収穫だが、下田や小山、吉本、森村といった面々はレギュラーを脅かす存在にもなっていない。平松や北斗の加入、ブルーノの復活はさらにポジション争いを激化させている。その中でレギュラーの座を勝ち取るのは容易なことではないが、そこを乗り越えられるかどうかがプロ選手としての価値につながっていくわけで、ひるむことなくチャレンジして欲しいと思う。

そういえば、緑は経営の引き受け先がまた変わるような報道があって、もういちいち気にするのもばかばかしいのだが、80%の株式がたった500万円というのはちょっと驚きだった。しかも、年間数億の負債が見込まれている物件だ。これを買い取ろうという人は奇特としか言いようがない。日テレからの支援も切られるだろうし、単独採算で黒に持っていくには相当の努力が必要だろう。それこそ本当の意味での厳しい競争環境に身をさらすことになる。
そこで生き残るためには何が必要なのか。それはとてもシンプルで、我々が“お金を払ってでも見たいもの”かどうか、ということだ。選手であってもクラブであってもその原理原則に変わりはない。その意味で“Moving soccer”というスローガンはとても正鵠を射た表現だと思う。確かに我々は“Moving”することを求めているのだから。

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January 19, 2009

身売り

川向こうのチームが騒がしい。日テレがついに経営権を手放すという。相手は東京にも馴染みのある「TOMAS」ことリソー教育。アンケートに答えてオリジナルタオルマフラーを貰った人も多いだろう(Yes I have)。
少子化する日本において、確実に子供をキャッチするために、スポーツを切り口にするのは悪くない手だ。しかし、チームをスポンサードするのと経営するのとでは意味が違ってくる。スポンサードであれば、チームのイメージを自社のマーケティング活動に積極的に活用できるが、対して経営というステージでは、企業色を排し地域に根ざすことを目指すJリーグの理念に沿った活動をしなければならない。今のヴェルディの崩壊は、このJの理念に反発したところから始まっているわけで、その点はリソーも十分に理解した上での参入だろう。ステークホルダー、特にファミリーを中心としたファン層との結びつきにおいては日テレよりもはるかに距離が近いし意味があるから、日テレが持っているよりはるかに経営的な効果(本業との相乗効果)は高いと思う。あとは、リソー本体の体力次第といったところ。
ちょっと気になるのは、一つは“読売グループ”という看板が外れることで、これまでのサポーターは何を思うのだろうかということ。チームの輝かしい歴史を作ってきた“読売ヴェルディ”が実質的に消滅するのだ。ヴィッセルのような経営交代とはわけが違う。あれだけラモスにこだわったG裏の反応は興味深いところだ。
もう一つは、リソーの経営手腕である。本業の評判はいろいろあるようだが、これがスポーツマーケティングの領域でどのように発揮されるのかは見ものだ。ヴェルディという“商材”は隠しようにも誤魔化しようもないので、企業の商才がストレートに反映されるはずだ。これからはヴェルディにお金を出してくれるスポンサーも探さなければならないし、動員数もてこ入れしていかないといけない。あの来場数では味スタを借りる意味もないし、無駄が多すぎる。今季はJ2だからなおさらだ。あと、その経営のベクトルも気になるところ。J1復帰、優勝を狙うチームを本気で作るのか、それともあくまでそれはお題目であって、本業に対していかに貢献するかを裏テーマに、主に育成年代に注力し、トップチームは草刈場とするのか。今季からすぐというわけではないが、徐々にそのあたりも見えていくのではないだろうか。
奇しくも土肥ちゃんが再契約オファー(1000万円切るらしいぞ)。服部、船越に続いて3人目となる。ディエゴも那須も抜かれて、1年で戻ってくるには戦力的に心もとなく前途多難は目に見えている。ダービーがないのは寂しいが、なんにしても、今季の緑組はいろいろありそうだ。

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December 14, 2008

スマートの自販機

スマートの自販機
エコプロダクツ2008に行ってきた。

雑然として何がなんだがよくわからなかったが、その中でひっそりと佇むスマートの自販機。間口3m奥行き1.5mほどのコンテナが展示ブース。ショーケースの中にハイブリッド・スマートが一台入っているだけ。コンテナの右側には自販機を模したボタンがいくつかついていて、その一つを押すと丸い筒の中に入ったパンフレットが、下の口からコロコロと出てくる。

おしゃれです。

ハイブリッドのメカニズムとかスペックとかは置いておいて、まず、スマートのブランドイメージから入る。モーターショーでもないし、多種多様な業種が出展する中で、如何に印象を残すか、その一点に注力した割り切りは海外メイクスならでは。国産メーカーには逆立ちしても出来ないアプローチだ。

ベンダーの情報はこちら

http://www.playsmart.jp/

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December 02, 2008

カネの臭い

目玉焼きが緑に関心を示しているらしい。あの計算高いところが、あのくたびれたクラブに何を感じ取ったのやら。今の緑にそんなに魅力があるとは思えないんだが。とにかく、業界でも非っ常ーに評判の悪い会社で、かかわりを持ったところは相当酷い目にあって懲りているらしい。そんなところがファンサービス命の業種で何をやろうってんですかね。中田の看板立てればみんな寄ってくると思っているのかしらん。年間予算を20億から7億に縮小するって言うことは、あきらかにクラブをJ2サイズに落とすということだから、たとえJ1に残れたとしても、このままでは早晩降格は見えているわけだ。そんな緑にとっては「捨てる神あれば拾う神あり」なのかもしれないが、「弱り目に祟り目」にならなきゃいいけどね。名門がここまで没落すると、いくら嫌いとはいえ気の毒になってくる。いいように使われて捨てられちゃうんじゃないかなぁ。J1前提の話らしいから、この際いさぎよくJ2に落ちちゃった方がいいかもしれないよ。

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November 21, 2008

次世代マーケティングプラットフォーム

Next_mkt_pltform 次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの /湯川鶴章(時事通信編集委員)

ソフトバンククリエイティブ ISBN978-4-7973-4884-2

ネットが発達し、商品購買行動が一昔と比べて格段に変化したことは、ネットと日頃付き合っている誰もが感じていることだろう。そのとき、振り返ってみると、所謂マス広告の居場所がないことに気づく。先日買ったDVDはメーカーのホームページで探したし、折り畳み自転車はネットショップを探す過程で見つけたものだった。いずれもTVCFは流していない。

DVDレコーダーはたまたま時間的な事情でリアルショップで買わざるを得ず、新宿の家電量販店3店をぐるぐる回ったが、そうでなければデスクでパソコンを前にマウスをぐるぐる回していたことだろう。正直、広告は多少は見ているものの、自分の生活に対してほとんど影響を及ぼすことはない。業界に携わる者からしてこれでは、広告の効き目などまったく説得力を持たない。

10年後、自分は一体何をやっているのだろう。

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