書籍・雑誌
December 06, 2009
November 05, 2009
October 25, 2009
腹八分の資本主義
新潮新書 ISBN978-4-10-610327-8
2週間ぐらい前のサンプロで、今更のように長野県下條村の事例が紹介されていた。本書の第1章に掲載されているこの事例は、過疎の村の出生率が2.04にまで伸長したというもの。しかし、この話は1992年に伊藤氏が村長に当選して以来、さまざまな改善や施策の積み重ねの結果であり、昨日今日で達成できた話ではないのだ。おそらく、この本で紹介されているいくつかの事例のような動きは、日本国中いたるところに存在していると思う。そしてその成否は、当事者が当事者の問題としてとらえ、能動的に積極的にかかわって―それも永続的に―いけるかどうかにかかっているように思う。これらの成功事例は決して簡単に成し遂げられたものではないということだ。
October 13, 2009
September 03, 2009
August 06, 2009
日本を貶めた10人の売国政治家
幻冬舎新書 ISBN978-4-344-98130-0
小林よしのりの呼びかけでやや右がかった知識人や言論人が集まり、存命中の政治家のうちで誰がもっとも国家の名誉と安全を危うくしたかを投票によって選出している。選挙も近いし、くだらないマニフェストも出てきたし、ちょっと政治家もいろいろな角度で見直す必要があると思う。少なくとも、ここに登場するような政治家は努々選んではいけないし、ここに出てこなくても現役政治家の中にはこんなのが他にもゴロゴロいる。甘い言葉に騙されてはいけない。国を売り飛ばされては遅すぎるのだから(ある部分取り返しがつかなくなっているのだが)。
July 13, 2009
10年後も残るクラブ、消えるクラブ
来年から移籍金制度が撤廃になり、JリーグもFIFAスタンダードの契約環境になる。これによって、資金の豊富なクラブといわゆる貧乏クラブとの戦力格差が拡大するのではないかと喧伝されているが、これはいたって資本主義的であり、クラブの経営努力に応じた見返りが期待できるシステムといえる。欧州でも世界中どこでもこのルールに則って動いているわけで、これによってJリーグがおかしくなるということは論理的でない。むしろ日本が特別だったことが異常なのであって、本来この枠組みの中でクラブ経営は考えられるべきなのだ。さて、そのローカルルールがこのたびなぜ経過措置もとられることなく唐突に制度移行したのか、その背景がここでレポートされている。
July 02, 2009
June 22, 2009
「ニッポン社会」入門
「ニッポン社会」入門
英国人記者の抱腹レポート
/コリン・ジョイス 訳・谷岡健彦
生活人新書 ISBN978‐4‐14‐088203‐0
著者はイギリス人で、13年前に神戸に上陸して以来ずっと日本に棲み続けているジャーナリストだ。彼の13年にわたる日本経験をもとに、これから訪日する“ガイジン”が日本で生活するのに役立つ情報が羅列されている。イギリス人から見た、主に生活文化上のギャップの紹介でもあり、それはすなわち、外国人から見たリアルな日本像でもある。日本人は自分自身を客観的に評価できないという説があるが、もしそうであれば、このような外国人から見た日本(人)の長所短所は一つの客観的評価になりうる。実際読んでみると、彼が“ガイジン”だからそのような扱いを受けたと思われる部分もあり、書かれているすべてが日本人の本質というわけでもない。ただ、日本人が普段何気なく見過ごしている(忘れている)中に、とても貴重で大事にしていかなければならないことがたくさんあることに気づかされるのも確かだ。そして、改めて日本という国は「ガラパゴス的」なのだと思う。
June 16, 2009
より以前の記事一覧
- ウェッブはバカと暇人のもの 2009.05.29
- 日本再生の戦略 2009.05.25
- 論争 若者論 2009.05.05
- 自由と民主主義をもうやめる 2009.04.25
- 「透明人間」の作り方 2009.04.16
- 本質を見抜く力 2009.02.24
- 予想どおりに不合理 2009.02.09
- 動物化するポストモダン 2009.01.27
- 買い物する脳 2009.01.21
- 次世代マーケティングプラットフォーム 2008.11.21
- 世界の日本人ジョーク集 2008.11.04
- 反米主義 2008.11.01
- 氷川清話 2008.10.30
- 検索バカ 2008.10.27
- なぜ日本人は劣化したか 2008.10.10
- <ポストモダン>とは何だったのか 2008.09.25
- リアルのゆくえ 2008.09.22
- 失敗の本質 2008.08.31
- 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか 2008.08.11
- 貧困大国ニッポン 2008.08.09
- ぼちぼち結論 2008.07.28
- 「猛毒大国」中国を行く 2008.07.10
- 偽善エコロジー 2008.07.08
- ラブホテル進化論 2008.07.05
- 日本人はどこまで減るか 2008.06.25
- 若者はなぜ「決められない」か 2008.05.30
- 4-2-3-1 2008.05.22
- 生物と無生物のあいだ 2008.03.20
- 下流社会 第2章 2008.03.11
- 平成人 2008.02.20
- オシムがまだ語っていないこと 2007.11.30
- 医療崩壊 2007.09.04
- 「世界征服」は可能か? 2007.08.18
- 日本人よ 2007.08.14
- あの戦争になぜ負けたのか 2007.07.28
- 不都合な真実 2007.07.17
- あの戦争は何だったのか 2007.07.16
- バカでもわかる戦争論 2007.07.07
- 下流社会 2007.04.28
- 評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 2007.02.17
- 暗闇のスキャナー 2006.12.16
- 若者はなぜ3年で辞めるのか 2006.12.14
- ワセダ三畳青春期 2006.10.09
- 反省しない日本人 2006.09.21
- ダ・ヴィンチ・コード 2006.05.28
- 今週のサカダイ 2005.09.06
- トーキョー ワッショイ!担がれる神輿のつらさ 2005.03.23











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