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July 09, 2017

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)が、父にかけられた呪いを解き放つために、カリーナ・スミス(カヤ・スコデラーリオ)やジャックとともに、ポセイドンの槍を探す旅に出る話。相変わらずのばかばかしさだが、ここ最近殺伐とした映画を観てきたせいか、この作品がひどく健全に見えた。やはり、ディズニー映画なんだと妙に納得。(ネタバレ)

Pirates_of_the_caribbean_dead_men_t

それにしても、エンディングロールを見てポール・マッカートニーの名前を見つけた時には目を疑った。あれが?確かにポール・マッカートニーって書いてあったよなと。『デッドマンチェスト』『ワールドエンド』ではキース・リチャードがジャックの父親海賊役で登場したが、流石金満ディズニー、やることが違う。ストーリーとは全く関係ないところで、あまりに唐突過ぎるシークェンスに、その時もこのやり取りは一体何?と思ったものだが、強引に突っ込まないといけない事情があったわけだと、あとから納得した。どんな経緯で実現した話なのだろうか。

さて本編だが、相変わらずのドタバタで、ちょっと食傷気味。海賊の亡霊どものCGもよくできているが、種明かしされてしまえば慣れてしまうものだ(今回の亡霊たちは影のようなものなので特にCG感が強くでている)。亡霊の親玉、ハビエル・バルデムは『ノーカントリー』以来だが、CG効果を纏うことでさらに不気味さを増して登場。ただ、人間だったころの演技は意外と普通だったので、やはり彼はその手の役がはまり役なのかもしれない。彼の演じるサラザールのおかげで作品が締まった感じがする。ストーリーでは、バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)の件が一番のご都合。これだけシリーズが続いているんだから、前作以前に伏線を張ってないといけないレベルの話だと思う。付け焼刃感は否めない。こうやって築き上げた世界を食いつぶしていくのだ。

そして、隣に座っていたおじさんはエンドロールが始まると同時に席を立ってしまったが、この作品のお約束を知らなかったらしい。案の定、次回作をにおわすダブルエンディング。もう止めたらと言いたくなる。やるならやるで、寅さんみたいにもっと短いインターバルで公開してほしいものだ。まぁ、海賊メイクは歳を誤魔化すには最適だから、ジョニー・デップが結構歳とっても続けられるだろうが。ちなみに、キーラ・ナイトレイは設定に従って老け顔で最後の最後に登場。‘カリブの海賊’と言いつつ、いつのまにかターナー家の物語と化している(おそらく次回作もターナー家にまつわるものだろう)。なんか、ジョジョを思い起こしてしまう展開だ。

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