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January 14, 2017

バイオハザード:ザ・ファイナル

バイオハザードの1作目は2002年公開。足掛け15年でシリーズは完結した。経過した歳月の割にミラ・ジョヴォヴィッチは若々しく見える。結婚し出産を経てもなお魅力的な女優だ。本作こそ彼女の出世作だが、数あるゾンビ映画の中でも、アリスという主人公の魅力が高かったからこそ、シリーズもここまで続いたのではないだろうかと思う。(多少ネタバレ)

Biohazard_the_final_2

シリーズ全体を通して、話自体はそんなに複雑ではないし、伏線を縦横に張り巡らせてきたわけでもない。真相を解き明かすことに対して、単純に玉ねぎの皮を一枚一枚むいていっただけのような作りだと思う。それでもなお、よくこれだけ続いて最後まで引っ張ってきたものだと感心する。ついていったファンはさながら本作に出てくるゾンビ軍団のようだ。
 
本作の魅力と言えば、主演のミラ・ジョヴォヴィッチは言うに及ばず、恐怖映画定番の不意打ち演出から、不気味なCGクリーチャー、レーザー兵器や格闘アクションなどなど、スリル、サスペンス、アクションのてんこ盛り映画というところに尽きるのではないだろうか。エンドロールにもスタントのクレジットが目立っていた。CGをうまく使いながらも、文字通り出演者・スタッフ全体が体当たりで制作に取り組んでいる、その本気感が画面から確実に伝わってくる。そしてそれは、まるでお祭りのようでもある。アイザックス博士の切られた手首をゾンビがかじるシーンではちゃんと笑えばいいのだ。なんとなくわかっていたシリーズの謎もはっきりし、アリスが死ななかったエンディングもご愛嬌で、すべては大団円。映画作品としての‘深み’なんて最初から求めないのだから、エンタメに徹した本作は大成功なのだ。

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