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October 24, 2016

雲外蒼天

FC東京2-1鹿島
味スタでの勝利は2008年以来だそうだ(奇しくも当時の指揮官はJFKで、長友、カボレらが在籍)。まったくなんで我が軍はこうも赤いチームに弱いのだろうか。それでも、このゲームはこれまでの苦手意識を払拭したかのように攻守にわたってチーム全体が奮闘していた。最後に失点してしまったのは気に入らないが、前任者のゲームも含めて、今シーズンのベストゲームと言っていいと思う。ビジターのG裏が黙り込むのは痛快だった。
立ち上がりから両チームともアグレッシブに攻め合ったが、徐々にホームチームが主導権を握り、効果的な攻めを繰り出した。ハイプレスもよく決まり、最初の広貴の抜け出しは決まらなかったが、同じような形でループで決めるところは広貴らしさ満点。負傷交代してしまったのは残念だったが、確実に攻撃の起点になっていた。
このゲームで際立っていたのはボランチのコンビだろう。柴崎に自由を与えず、交互に潰しに行っていた。梶山は全盛期のプレーが戻ってきた感じで、中盤の要としての存在感を発揮していた。ソータンも梶山との連携の中で前線とうまくリンクしており、ボランチ2人のバランスの良さが攻守の好循環につながっているように思う。前への意識は高橋・米本コンビとはダンチである。
徳永の不調に伴い、右に拳人、左に室屋が入ったが、室屋も器用なプレーヤーだ。左足でのクロスは少なかったが、守備はもとより攻撃も積極的に関与していた。拳人も前よりは守備が安定してきたし、SBのポジションから前への思い切りの良い飛び出しが何度も見られた。また、DFラインも厳しくあたりに行っていて、金崎なんかは相当イライラしていた。セルフジャッジしてファウルを取ってくれないことに相当文句も言っていたみたいで、ふだんの素行の悪さがプレーにも出てしまっていた。代表落選も郁子なることかな。実際この日の鹿島はかつてのいやらしさが影を潜めたかのようにおとなしかった。一言でいうと淡泊。機を見るに敏なプレーが随所に見られたものだったが、それもほとんど見られず、球際でのファイトもファウルが先行する感じだったし、なんか普通のチームになっていた(曽ヶ端のあれは完全に赤)。このゲームがたまたまなのか、石井監督問題の影響なのかは知る由もないが、この調子だとポストシーズンも1回戦で終わりだろう。このまま低迷してくれると、こちらとしてはありがたいのだが。
さて、8年間もホームで勝てなかった難敵を退け、監督交代から6勝2敗2分け(リーグ戦)勝ち点20の成績を上げた篠田さんは、どうやら来季も続投の模様だ。成績からすれば文句なしだろう。相手をリスペクトし過ぎた浦和戦を除いては、采配についてあまり文句を言うところもない。実際、同じ戦力で前任者とこうも異なる結果を導き出したのだから当然の結果ともいえる。長年コーチとしてチーム、選手たちを見続けてきた蓄積が活かされているのだ。あとは、この先の積み上げをどう考えるか。戦力的な問題と同時に、監督自身にもそれは求められるものだろう。残り2試合と年末の天皇杯(ホンダ戦は勝って当たり前)で来季に向けての可能性を是非見せて欲しいと思う。

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