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July 26, 2016

JFK解任に寄せて【side A】

やっとクラブが決断した。おいら的には遅いぐらいだったが、2nd5試合で1勝4敗では何の申し開きもできないだろう。しかも負けた相手が悪すぎる。後任には篠田さんが内部昇格ということになった。残り12節をそつなく乗り切り、残留することが彼の最大のミッションとなる。レヴァン杯も天皇杯も二の次である。ACLなんか高望みしたら足元をすくわれる。そういう状態にあることをフロントはしっかり認識して方針を打ち出してほしいと思う。
 
篠田さんの腕については語る材料がないので、今後の采配を見ながらということになるが、フロントも長く任せるつもりはないだろう。奇しくも関塚さんが千葉を首になったので、話が通せるのならすぐにでも引っ張ってきた方がいいと思う(リオ後のテグさんという手もあるにはあるが)。まがりなりにもロンドンでベスト4という成績を残した人だ。川崎時代は突き抜けなかったが、JFKよりはなんぼかましだろうし、基本堅守速攻の戦術は今の東京にフィットするはず。東なんかも、もしかしたら再生してくれるかもしれない。千葉が雇えるぐらいだから年俸の方も心配ない。この時点で新しい外国人監督を持ってくるのはリスクが大きすぎる(フィッカデンティなら大丈夫だろうが、もう鳥栖は放さないだろう)。国内でしっかり見てくれる人ということであれば関塚さんは適任だとおいらは思う(ヤンツーよりは良いだろう)。
 
名古屋は久米さんが辞めさせないと断言した割には、テコ入れのコーチのことをオグ自身が知らなかったりと意思疎通ができていないようだ。あのチームがぬるい感じなのは今に始まったことではないけれど、事ここに至ってプレッシャーがきつくなり始めた時に気持ちを入れなおすことができるだろうか。名古屋はこのまま沈んでいくような気がしてならない。名古屋のサポは、東京の方が順位が上なのに先に首にするなんて贅沢だと羨ましがっているらしい。それもどうかと思うが。一応優勝を狙うと公言したクラブとしては、この成績ではこれ以上指揮をとらせるわけにはいかないということなのだろう。JFKを継続しても残留はできるとしても、その判断で首を切った。しかし、我々はJFKでは残留も危ういと思い始めているのだ。その温度差をクラブは感じ取れているだろうか。そして、クラブ最高成績を残した監督を袖にしてまで、そんな監督を引っ張て来た責任は一体誰が取るというのか。そこが曖昧のままで「また来年」になるのは流石にサポーターが許さない。
 
おいらに言わせれば、今回の監督交代の結末は、最初から予想されたものだった。そもそも、フィッカデンティを切る理由がわからないし、その代わりにJ2降格の戦犯である元監督をもってきたのもまったく理解できなかった。本気で優勝を狙うための人選とは到底思えない。しかし、JFKはそれができるとクラブは考え、起用し、そしてできなかった。明らかに経営責任問題である。優勝どうこう以前に、ポゼッションサッカーを志向して結局攻撃力が昨年よりも落ち込んだという事実をどう考えるか。攻撃力の向上は積年の課題であり、言わずともわかっていることなのに、いつまでたっても解決できないもどかしさがある。そして、正直今年のサッカーは見ていて面白くない。見どころがないのだ。昨年はウノゼロで勝つ、先制すれば負けない、そういったチームの強さがあったし、それを選手たちが体を張って体現してくれた。ところが、今年のチームは無様な逆転負けを繰り返し、完封負けも5試合を数える。昨年の完封負けは4つしかなかったのに。強い、勝利するチームこそが集客の第一なのだ。そこに楽しさ、面白さが加わって無敵のチームになっていく。東京には、過去勝てないけれど面白かった時期が確かにあった。しかし、ビッグクラブを目指すのであればそれではだめなことは誰もが知っている。そして、その方針を打ち出した以上、昔のアマチュア時代の経営をしていてはダメなのだ。今回の監督人事では、図らずもそういったクラブの体質がまったく変わっていなかったことが露見したわけだ。チームが変わる以前にクラブ(フロント)が変わらなければ未来は広がっていかない。そこを目指さないというのであればそれでもいいが、少なくともその場合監督はJFKではない。ヒロミや熊さんみたいな人が適任なのだ。優勝を本気で狙うならJFKではないということは昨年からずっと言ってきた。素人でもわかることを押し通したフロントは素人以下ということになる。18年もプロサッカークラブをやってきてるのだから、いい加減大人になってほしいものだ。
 
さて、現実にカードは切られてしまったのだから、とにかく第一目標はJ1残留だ。早いところ勝ち点40をクリアしたい。2010年の東京は指揮官のネガティブな空気がチーム全体を覆い、それを最後まで払しょくしきれなったという印象が強い。選手のポテンシャルは変わらないのだから、その活かし方だけでチームは劇的に変わるはずなのだ。実際ほぼ同じメンバーで年間4位まで行ったのだから、多少戦力的に落ちたとしても中位ぐらいの力は今でも十分にある(ムリキの加入で前線は昨年より強化されていると思う)。その力を十分引き出せなかったのは、とりもなおさず監督の手腕の問題だ。篠田さんはこのミッションをクリアできるだろうか。2010年の熊さんは残り11節で4勝3分4敗(残留できず)。今年は残り12節で4勝2分6敗。普通にやれば問題ない数字だ。とにかく、早く残留を決めて、来年こそ納得のいく人選をしてほしいと切に願う。

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