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June 16, 2016

困知勉行

FC東京1-1広島
 
中3日のゲームだけに、入り方は重かった。ホームチームの方が多少押し込んでいったが、対するアウェーはバックラインでゆっくり回しながら相手がじれて緩むのを待っている。前半は両チームともボールを持っては安易にロストするの繰り返しで、決定的場面もなく折り返した。後半に入るとやっとエンジンがかかり始め、ウタカがボックス深くまで侵入して送ったグラウンダーのクロスを浅野が詰めて広島が先制。対する東京も3分後に右サイドを崩した広貴が送った低いクロスに拳人がつま先を伸ばして当て、ボールはゴールに吸い込まれた。同点に追いついてからは、やや東京が優勢ながら、決定機を作ることができず、燃料切れに伴ってそのまま予定調和的に勝ち点1づつを分け合う形となった。正直痛み分けだ。双方とも最後の1/3で決め手に欠いた。
 
このゲーム、JFKはムリキを先発させることで4-4-2を採用した。守備時は綺麗なブロックを作って広島の攻撃を凌いだが、失点時はウタカのフィジカルに拳人が対応しきれなかった。やはり、均衡を崩すのは個人の力だ。そこを組織で食い止められなかった。攻撃面では相変わらず守りから攻めへの転換、トランジションが弱い。ボールの獲り所が明確に共有されていないから、取った後のアクションが悪いのではないだろうか。初先発のムリキは精力的に前線を駆け回るもののやや空回り。パスも出せる器用さを見せたのは収穫か。交代で出てきたバーンズもこれがチャンスとばかりに駆け回ったが、こちらも相変わらず独りよがりなところが災いして、せっかくのチャンスをつぶすようなところが見られた。とはいえ、コンディションは良さそうなので、なぜこれまで起用されてこなかったがちょっと不思議に思えた。秀人はミスが多く精彩を欠いていた。東も相変わらずミスが多い。チャレンジしてのミスではないから始末に悪い。下手をすると逆襲の起点にもなりかねない危ういミスも散見された。まぁ、ユーロを見てしまうと、Jリーグのプレースピードのなさに愕然としてしまうが、それを言っても詮無いことで、せめてプロなんだから安直なケアレスミスぐらいはなくしてほしいものだ。
 
JFKは最後の交代枠をコータにした。何が狙いだったかが良くわからなかった。羽生さんの電池切れだったのか。入ったコータもたいして働きもせず、逆に守備のところで不安が増した感じだった。システムは4-4-2に固執することもないだろうに、JFKの交代策は基本的に置き換えだから、切り札感がまったくない。出てくる選手がそれなりに期待できるならまだしも、先発できなかった選手が出てくるわけだから(疲れが見えるから同じ役割でフレッシュな選手をという考え方)、攻撃にしても守備にしてもクオリティが格段に上がるわけではない。短時間しか動けないけど決定力がかなり期待できるとか、スペースができてきたのでそこを使えるスキルフルな選手だとか、勝つつもりならもっとポジティブな狙いで采配してほしいものだ。引き分けという結果は、ある意味でバランスを崩さなかったということだ。その采配は誰も良しとしていない。

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