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May 18, 2016

他流試合

FC東京2-1上海上港
ラウンド16まで進出してくれたおかげで、今シーズン初めてACLに参戦できた。このことに関してはチームに感謝したい。そして久しぶりにホームで勝利。これでJFK批判は多少緩くなると思われるが、Jでもちゃんと結果を出してほしいものだ。ただ、この結果、多分に中国クオリティに助けられた部分はあると思う。前半はホームチームが優勢に進め、点が入るとアウェーチームが巻き返すというシーソーゲーム。水沼の決勝ゴールの後は、いつ点が入ってもおかしくないプレッシャーにさらされ、メンタルの弱いわが軍だけに心配されたが、何とか乗り切ってホームで勝利を挙げることができた。実際上海の攻撃にはキレがあり、瞬間的なスピードに結構振り切られるシーンがいくつもあった。中国人選手の個々のプレークオリティははっきり言ってJ2レベルだと思う。ただ、攻撃時のコーディネートにおいて、意表を突くようなプレーをして、DFの対応を混乱させる。これは、Jリーグと彼のリーグとの質的差からきているのか、それとも上海上港というチーム固有の特性なのかは知る由もないが、とにかくJとは異なるリズムで攻撃が繰り出されていた。そのため、マークがゆるくなった失点であったり、たびたび迎えたきわどいシーンだったように思う。フィニッシュ精度が悪くて助かったが、調子のいい時はあの辺を確実に決めてきたからこそここまで来たのであろう。巧拙併せ持つチームは、やはり嵌った時=長所が最大限生かされるときは強いと思う。そういった強さがJクラブにはないのだ。プレーレベルは高いが無難なチーム。もしかしたら、そういう全体主義的な民族性がチームにも表れているのかもしれない。また、ゲーム運びの中で気になったのは、相手にボールがあるときに、ただ守るのではなく、どこでどう取ってどう攻めにつなげるかのイメージがまだないということだ。だからトランジットに時間がかかってチャンスを不意にしたりするケースが良く見られる。何でもかんでも速攻すればいいというものではないが、ここが勝負どころという見極めが、チームとしてできるようになって来ればもう少し点も入るのだろうと思う。
このゲーム、移籍以来大した結果を残していなかった水沼が気を吐き2得点で大きく勝利に貢献した。ただ、これも多分に相手に助けられたところもあり、手放しでは喜べない。1点目は狙っていたとはいえ結構偶然性があるし、2点目はJのGKなら確実に弾き出していただろう。まぁ、結果は結果だから、次もしっかり仕事をしてほしい。丸が黄色紙累積で、また小川がおそらく交通事故の謹慎のため出場しなかったので、DFの並びは左から徳、モリゲ、吉本、拳人となった。拳人は攻撃よりも守備で貢献。逆に徳さんは決勝点をアシストするなど、慣れない左で頑張った。吉本はただただ跳ね返すだけだが(なんでもかんでもモリゲに預けるのはどうもいただけないが)、しっかり攻めてくる相手には彼の方がフィットしているようにも思えた。兎にも角にもチーム全員で勝ち取ったゲームという感じがして、観戦後の満足度は久々に高かった。こういうゲームをこれからもっと(Jで)見せて欲しいものだ。そして、最終的にチャンピオンシップの決勝の舞台に立てれば最高だ。

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