« ファンタジーサッカー2015 第34節レビュー | Main | 2015年シーズン総括 »

November 27, 2015

ミヤの引退

岐阜のオヒサルから正式に発表された。東京がJ1に上がって直後、02-04年にかけて中軸を担ったMFだ。当時部活サッカーと揶揄された東京の中で、ひときわインテリジェンスを感じさせたお気に入りのプレーヤーであった。07シーズンから大分に移籍し、1年間仙台にレンタル、14年には岐阜に移籍して今季も15試合に出場した。あの宮も、もう37歳なんだなぁ。本当にお疲れ様でした。宮が東京を去るときに彼のことを書いたエントリーを再録してはなむけとしたいと思う。

<2007年1月18日エントリーより>
16宮沢正史 
02-04にかけて東京の中盤を支えてきた、まさしく「中軸」プレーヤー。彼の左足から繰り出される長短のパスに、何度オーという歓声を上げたことか。特に、石川と戸田を活かすためには、彼のパスなしでは考えられなかった。FKからの得点はそれほど多くはないけど、もともとFK職人的な選手がいなかった東京においては、最も期待の持てるプレースキッカーでもありました。
04年序盤戦、宮沢自身が一時期スランプに陥りスタメンにも入れなくなった時があった。復帰してきたゲームの観戦記を紐解くと、

6/19 vs名古屋
70分フミタケアウト、宮沢イン。G裏からこれまで以上に大きな音量で宮沢コール。みんな待ていたんだ、君のことを。思わずウルウル。
このあたりから明確に“宮沢・ラヴ”が始まったんじゃないかな。
このあと徐々に調子を上げていき、誰が見てもダメダメなところからは立ち直ったのだが、

11/6 vs大分
宮沢にしてもキックの精度、展開をもっとしっかりやっていかないとレギュラーは厳しい。浅利が本調子になれば、またサテライトに逆戻りになってしまうだろう(その前に梶山か)。

プレーに対する要求レベルはどんどん上がっていくのだが、それ以上の成長がなかなか見られず、結局05年は梶山、今野にレギュラーの座を奪われてしまう。
以前にも書いたけど、左足は彼の武器でもあり欠点でもある。彼が中盤でボールを左足に持ち替え、身体の向きを変えるたびにパスを出すタイミングがずれていく。時間が制約される現代サッカーの中盤において、どんな状態からもパスを繰り出せないと厳しい。センスを活かすには技術が必要だ。90分間フルでボールを追えないスタミナ、ミドルシュートの精度、得点に絡む追い越しプレー。彼がワンランク上のプレーヤーになるための課題は明確だった。でも、そこで伸び悩んだのは、彼がプレーヤーとして既に完成されてしまっているということなのかもしれない。そこが今回袂を分かつことになった最大の原因なのだろう。
大分が宮沢をどう活かしてくれるのかは楽しみだ。好きな選手だけに、是非頑張ってほしいと思う。

|

« ファンタジーサッカー2015 第34節レビュー | Main | 2015年シーズン総括 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77466/62760132

Listed below are links to weblogs that reference ミヤの引退:

« ファンタジーサッカー2015 第34節レビュー | Main | 2015年シーズン総括 »