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July 04, 2015

15年シーズン降格ライン予想

まずは昨年の反省から。予想ラインは32でしたが、最終ラインは36とスタンダードな数字に収まりました。終盤の大宮の頑張りでラインが上がりました。折り返し段階ではここまで上がるとは予想できませんでした。やはり、競り合いになるとラインは上がる傾向にあるようです。降格チームの方は、徳島を除く6チームの候補から大宮、さくら組を予想し見事的中でした。ポイントはやはり【監督交代】でした。

さて、15年シーズンの予想ですが、今年は2ステージ制になったとはいえ、降格は年間の勝ち点で決まりますから、大きく変わることはないと思います。まず、法則の確認から。折り返し勝ち点13以下で残留したチームは08年の千葉以外はありません。清水はここからもすでに危険水域にどっぷりつかっていることがわかります。ただ、08年は折り返し時点で23もあった磐田が16位でフィニッシュ(入れ替え戦で生き延びる)しており、かなり大荒れの後半戦だったので、そのような嵐が今年も吹き荒れるのであれば、現在8位の鹿島ぐらいまでは余裕で巻き込まれることになると思われます。実際、16位の山形と鹿島の勝ち点差はわずかに8。ちょっとした連勝連敗で入れ替わる可能性のある点差でもあります(とはいえ間にたくさんいるのでそう簡単に順位変動はしませんがね)。ボトムズの勝ち点が固まっている年で見ると、1ゲーム差内に4チームというケースはこれまでにありません。今季は横一線どこが落ちてもおかしくない状況です。降格ライン(勝ち点)は、2チームぐらいが抜けだすのであれば高くなりますし、潰し合いになれば低くなります。その辺も含めて、前半戦を振り返りながら見ていこうと思います。

①得失点差
総得点はあまり関係ありません。問題は前半戦でマイナスだった得失点差を少しでもいいからプラスに転じさせることができるかということです。得点力を伸ばしてもその分失点が増えてしまってはダメなのです。あくまで得失点のバランスで補強なり戦術の転換を見ていく必要があります。

②勝ち点積み上げのチャンス度合
前半戦勝ち点を惜しくも逃したゲームがどれだけあるかを見てみます(ゲームの趨勢は無視しています)。引き分けは勝ち点2を積み上げるチャンスがあった試合とし、1点差負けは勝ち点1を積み上げるチャンスだったとして、各チームどれだけ勝ち点を積み上げられるチャンスがあったかを数値化したのが以下のリストです。
清水14・新潟14・山形15・松本12・柏17・甲府7・神戸18・鳥栖13・湘南10
これで見ると神戸と柏はいわゆる‘惜しい’ゲームがたくさんあったということです。つまりちょっとした修正で勝ち点を積み上げる可能性が高いということでもあります。他方、甲府や湘南は負けるときはノーチャンスという感じで、結構一杯いっぱいな戦いをしています。甲府なんか特に綱渡り的ですよね。ボトムズではやはり松本がちょっとチャンス不足に見えます。

③当事者同士の対戦
とりあえずボトム5との対戦成績を見てみます(14位以下は4ゲームの勝ち点)。残留を争っている相手からどれだけ勝ち点を奪うことに成功しているか=いかに相手を蹴落としているかということですが、以下の通りです。
清水3・新潟8・山形6・柏4・松本4・甲府10・神戸4・鳥栖9・湘南10
甲府の蹴落としパワーは凄いですね。ここぞというときに集中力。総合的な得失点差なんて関係ないんです。甲府の残留パワーは実はこの辺にありそうです。最後の競り合いになった時、前半戦の対戦成績をそのまま鵜呑みにすることはできませんが、少なくとも‘弱い相手’に強いか弱いかのチームの性質を見るのには目安になりそうです。となると、後半戦立ち上がりに失敗すると清水は本当にやばいです。

④監督および補強
これはまだ情報がないので不確定要素です。甲府は早めに監督を交代させとりあえず成功しています。清水は大分を退いた田坂をコーチに招聘しました。どんな効果があるのかわかりませんが、大榎のバックアップのつもりなのか、いつでも切れる準備という感じがしないでもないです。松本はどんなことがあってもソリリンと心中でしょうね。柏はやっているサッカーは問題ないように見えます。けが人かな。レアンドロが離脱したのでここは補強がポイントです。山形はときにホームで強かったりするので、意外と危険かもしれません。このままいけると勘違いしてズルズルいく感じ。チーム事情で補強もままならないでしょうし、危険度は結構高い。

このように横一線の状況で、これから先の不確定要素も無視してあえて予想してみると、降格候補は清水、新潟、山形、松本、甲府の5チーム。補強がうまくいかず、中途半端にACLで勝ち進んでしまうと、終盤息切れで柏のサプライズ降格があるかもしれません。ですが清水、山形、松本が現時点では有力ではないでしょうか。すべては後半戦での修正力です。ラインですが、残留するチームは例年大体20から24ぐらいを積み上げています。一応現状のボーダーである松本に22(6勝4分7敗)を積んで37としておきましょう。清水、新潟はJ1での経験値もありポテンシャルもあります。山形、松本が果たして前半の倍勝てるかどうか。結構ハードルは高いですよ。

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