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September 15, 2013

起死回生

FC東京3-2浦和

やっと勝った。ナビの決勝、天皇杯では勝ったことはあるけれど、リーグ戦では2004年9月以来なんと9年ぶりだ。最近のファンは知らないかもしれないが、それ以前では浦和はお得意さんだった。そのギャップが強すぎて、この10年近い期間はまさに暗黒時代だった。とはいえ、この勝利は新たな時代を感じさせてくれそうなものかといえばそうでもなく、やっと長いトンネルを抜けたぐらいの話。雲の切れ間に薄日が射した程度。浦和の凋落と東京の進歩の歩み寄りによる戦力の均衡なのだ。

前半はポポさんはミラーシステムを採用した。浦和の攻撃を受けるため、確かに機能していた。宇賀神は攻撃時はずっと最前線に張り付いたままだった。東京は完全な5バック。マンツーマンで敵の動きを奪うことに成功する。浦和は4-1-5のような形になり、中盤で柏木一人が右往左往するだけで、東京の高いラインに攻撃は糞詰まり。これはこれで、見ていてザマァネェナァと気持ちが良かった。とはいえ、やっぱりこれは受身でしかない。徳なんかほとんど前に出れなかった。ポゼッションして相手を崩すというサッカーとは程遠い弱者の選択。セットプレーから先制し、全く同じFKからリードを広げたものの、どこか腑に落ちないものがあった。案の定というか、後半早々にあっという間に追いつかれてしまったが、逆にそれが良かったのかもしれない。ポポさんの指示なのかどうかわからないが、開き直ったように4-2-3-1にシフトして、互いに自分のやり方を模索し始めてからが、このゲームの本質だったように思う。60分に権ちゃんがビッグセーブ、63分には東がGK1対1のビッグチャンスを逃す。決めて欲しかったけど。

そして最後の最後に決めたのは平山だった。平山がチームに残ってくれた意味が最大限発揮されたゲームでもあった(それにしても、なんでセットプレーの浦和のマークはあんなにルーズなんだ?)。90分は無理だけれど、最強の攻撃オプションだ。天皇杯2回戦でもチームを救ってくれた、コースケと平山のセットは無敵だな。ここのところ左からの攻めが中心になっていて、これは敵もわかっていても止められない破壊力を秘めている。こういう形ができてきたのもチームの成長の証だ。また随分と中位が団子になってきているので、残り9試合この調子で行ってくれると、結構いいところに収まるかもしれない。バモ、バモ、バモバモ東京!(ももクロあいどりんぐチャントはお気に入り)。

【蛇足】ゲーム後、2015年前期後期制導入への抗議のダンマクが、アウェー側に大量に掲げられた。傍目から見ると、ニコ動の画面のようだったwww。まぁ、まぐれで勝っても優勝出来る可能性があるこのシステムは、強いチームにしてみると迷惑千万な話なのはわかる。リーグ1の動員力を持っている浦和だから、これ以上客呼んでどうすんだとと勘違いしてしまうのもわかる。結局自分のところだけうまくいけばいいと思っているのだ。まるで既得権益を守ろうとするどこかの国の官僚みたいだな。この話はもう少し後ほど。

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