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December 06, 2012

今年の降格に思う

シーズン折り返し地点での予想は、ボーダーが36、チームとして札幌、新潟に当確を打って、残り1つを大宮、C大阪、G大阪の3チームで争うだろうということだったんですが、実際はボーダーが40の大台に乗り、最後の最後でジョーカー(サッポコ戦)を残していた新潟が、神戸、ガンバをかわして残留するといったドラマが展開されました。ボーダーが上がるとは思っていたけれど、流石に40までは想像できなかった。
※折り返し時点で勝ち点13以下のチームは、08年の千葉を除き全チームが降格というデータも支持されました(折り返し時点で脚は勝ち点13)。

折り返し時点で、桜より牛が悪くなるとはちょっと予想がつきませんでしたねぇ。戦力なりで言えば、残留だけなら十分ですよ(それをいうなら脚こそなんですけど)。残り対戦カードの妙がありました。牛はうちに勝って気が緩んだんでしょう。だから上位相手だったとはいえ、最後2つの踏ん張りが利かなかった。それは大久保の余計な発言(ガンバは難しいとか、人の事言ってる暇なんてなかっただろうに)からも伺える。新はアウェーの仙に勝った事が全て。ヤンツーがこの戦いの最中抗議で退席になったというのも、選手たちの気持ちを奮い立たせることの役にたったように思います。脚はそもそもうちと引き分けたところで怪しかった。磐も調子が悪かったけれど、アウェーだし前田さんがいるしw、落ちるべくして落ちたという感じですね。

前にも書いたことがありますが、シーズン途中の監督交代は劇薬です。基本的にはあまりいいことがない。強い分副作用、反作用も強い。後半戦東京が新潟とやったとき0-2でやられました。守備がかなり整備され、堅守速攻がはっきりしていた。交代がプラスになったいい例でスね。一方、脚はレアンドロが入ってから点が余計に取れるようになって勝ち始めたけれど、本質がまったく変わっていなかったことが問題であり、それに気づいて修正をかけなかったのは、取りも直さず監督の責任ですよ。あの状況で、経験に乏しい人材を監督に据えたフロントにも問題がある。牛も、あの土壇場まで来て西野さんを外すからには、どこが問題なのかはっきり認識していたんでしょうが(認識していなかったとすれば、それこそ暴挙以外の何ものでもない)、結果的にその英断も不発に終わっては、果たして交代したのが良かったのか悪かったのか。

議論の中で継続性などが大事という話もあるけれど、残留を決めるのは継続性でもなんでもなくて、現有戦力の見極めと、残留するための戦略の有無だけだと思います。それをプランニングし実行できる監督かどうか、その一点に尽きる。たとえば、終盤脚の問題点は、3点取らないと勝てないというところであって、その解決法は3点取れる攻撃をするか2点取られない守備を整備するかという2つのアプローチしかなく、常識的に考えれば後者の方が難しいことをせずとも(たとえば藤ヶ谷に代わるGKを調達するとかだけで)達成できたのではないかと思うのです。これは果たして素人考えでしょうかね。ましてや、実績ある日本代表の今野が加入したわけだし。脚降格の原因は単純に監督の選択ミスだと思うけどなぁ(ちなみに、一昨年の東京の場合は、フロントの決断の遅さが原因でした)。

とにかく、‘西野の呪い’と‘前田の呪い’は継続されたわけで(恐ろしい)、この都市伝説はどこまで続くのでしょうね。遠藤、明神、今野、加地といった中心メンバーが残留を表明するかな、呪いの続き(前田のデスゴールで降格したチームは、1年ではJ1に戻ってこられない)がどうなるか。親会社の状況も伝説達成を後押ししているような気もしますし。来季の前田さんのデスゴールがどこになるのかも含めて(どうぞうちではありませんように)、来年も降格レースについては興味が尽きません。

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