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November 18, 2010

嚢中之錐

FC東京2-0千葉
両チームともリーグ戦が佳境で、それぞれ生きるか死ぬかの大事な戦いを残しているため、双方サブメンバー中心の構成で挑んだ一戦。選手の粒で見ればやや東京に分が悪いかなと思っていたけれど、いやいやどうしてどうして、JFKチルドレンたちはやってくれましたよ。特に大竹とソウタンの2人は、このレベルでは別次元の存在。個人技術は飛びぬけていた。狭いスペースにあえて突っ込み速いパス回しで突破し、サイドへ開いては中央にスペースを作り出す。2点ともこのパターンだったし、それ以外でも左右から何度となくチャンスを生み出していた。特に後半開始から25分あたりまでは圧巻の一言。JFKがやりたかったのはこんなサッカーだったんではないかと思わせるような、速いパス回しと沸いて出てくるような人の動きがバッチリ連動した攻めだった。大竹は右で決めたことによって一つ上がった感じがする。王子から王様へ。この出来なら東京の中盤に君臨する日もそう遠くはないだろう。
システム上のポイントは、平出の左SBと松下のアンカー気味のボランチ。大竹が中に入っていくことでむっ君のスペースを作り出す。左サイドの上がりは抑えてバランスを取る(平出は前半はぎこちなかったが後半はずいぶん落ち着いたように見えた)。真ん中はソウタンが前へ出ることで大竹との絡みを増やし、ここでゲームを作っていく。千葉が容易に飛び込んでこなかったこともあり、ボールは面白いように繋がっていった。セクシーというよりはファンタジーといった感じ。寒い中出向いただけの価値はあった。
さて、果たしてこのサッカーがリーグ戦で通用するのだろうか。というと、やっぱり難しいだろうなと思う。狭いスペースでの守備のプレッシャーは今回の千葉の比ではないだろうし、カウンターの精度も全く異なる。ネットバイアーノがことごとくオフサイドラインに引っかかっていたけれど、彼もスタメン定着しきれない出たり入ったりのFWだからね。当然熊さんの考えもあるだろうし。ただ、大竹&ソウタンが中盤を作るとこうなる、という新しいユニットの可能性を見ることが出来たのは収穫だったのではないだろうか。そして、その攻撃を可能たらしめた松下のボランチ、モリゲ、徳のCB。安定感があったね。それにしても、徳にはホント頭が下がるわ。

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