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July 09, 2010

2010W杯第23日

ドイツ0-1スペイン
効率的なサッカーと非効率なサッカーの対峙は、結局セットプレーというまったく関係ないところで勝敗がついた。どちらが優れたサッカーなのか結論は出なかった。でも、Sラモスとカプテビラが上がりっぱなしのスペインの攻撃は惚れ惚れするほど魅力的。ラインの裏は閉められたが、サイドから最深部に侵入したり、ミドルを打ったりと分厚い攻めが繰り出される。膠着した前半から、後半スペインはシャビアロンソのミドル2本から徐々に動きにダイナミズムが出てきた。63分のSラモスのダイアゴナルランはスペインサッカーのひとつの見せ場だった。流れのなかからは点が取れなかったが、スペースがない中で、後ろから人が湧き出る攻撃はリトリートした相手を崩す有効な方法であることを示してくれた。
ただ、スペインのパスがつながって見えたのは、ドイツがガツガツ行かなかったというのも大きい(安直に取りに行ってかわされるとピンチになるのをわかっていた、ということもある)。持たせていた感じはある。最後の一線はしっかり閉めていたから、ドイツとしてみれば守りは予定通りだったかもしれない。誤算は攻めだ。中盤を抑えられてスピードがまったく上がっていかない。CKから均衡が崩れてしまうと、ドイツは前へ出て行かざるを得ず、彼の国もリードされてしまうと打つ手に乏しくなる。決定機は2つ3つ(特に69分のクロースのフリーでのシュートは…。そこにいたのが‘ゼ’でなく‘ス’だったのは巡り会わせなのだろう)あったにはあったが決めることができなかった。

さて、決勝はオランダvsスペインになった。個人的にはスペインにぜひ勝ってほしい。のらりくらりのオランダのゲーム運びに鉄槌を。あの最終ラインであれば、ビジャが必ずぶち抜いてくれるはずだ。スナイデルと得点王争いにも決着がつく。これは奇しくもサッカーの理想と現実の戦いでもあるのだ。CLでは現実が理想を飲み込んだ。だからこそ、W杯という大舞台でサッカーの可能性、夢を今度こそ見せてほしい。

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