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July 04, 2010

2010W杯第21日

アルゼンチン0‐4ドイツ
この結果は流石に予想できなかった。ポイントはアルヘンの3トップを完全に分断したドイツの組織的守備に尽きる。メッシやテベス、イグアインにボールが入っても素早く2~3人が寄せて自由を奪ってしまう。アルヘンがサイドをあまり重視してこなかったことも守備陣にとっては好都合だったのではないだろうか。中を集中して締めていればよかった。相手にボールを持たせていても、縦パスには厳しくいって簡単にアタッキングサードに入らせない。前半はメッシの名前がほとんど出てこなかった。
ドイツは相変わらず攻守の切り替えが早く、ワンタッチ、ツータッチのトライアングルパスで前進していく組織的な力強い攻めを見せる。先制点はFKの技ありゴールだったが、2点目は中盤の守備から素早いショートカウンターで奪った点だ。2‐0の時点でアルヘンがガクッときたのがわかった。時間とスペースを作り出すメッシの魔法もドイツディフェンスには通用しなかった。遠目からのシュートばかりでは、流石のアルヘン3トップでも決めるのは難しい。
攻守のバランスの高さ。「個」と組織の融合。ベテランと若手の調和。ゲームをするたびにチームが完成されていくのがよくわかる。ドイツは現代サッカーの一つの形を提示している。

スペイン1‐0パラグアイ
PKの往復ビンタはちょっとした余興だった。最後はパラグアイもビッグチャンスを作ったが、やはり力の差がそのまま結果として表れた、ある意味順当なゲームだったように思う。
序盤からパラグアイは高い位置からプレスをかけ、スペインを自由にさせない。互いに潰し合う展開が続くが、徐々に地力に勝るスペインのポゼッションが上回る。Sラモスの上がりも頻繁になっていく。前半は0‐0で折り返したものの、パラグアイの運動量が落ち始めた70分以降は、いつスペインに点が入ってもおかしくはない状況だった。これが日本だったらどうだっただろうか。あれだけ果敢に前からプレスをかけることができただろうか。これがドイツだったらどうだろうか。終盤でもそう簡単にはディフェンスは崩れそうにない。やはり最後は「個」、ビジャがカギを握りそうな気がする。

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