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July 03, 2010

2010W杯第20日

オランダ2‐1ブラジル
ブラジルの自滅。オランダはたいしたことはやってない(このチームにはスナイデルとロッベンしかいないのか?)。このゲームは、強いものが必ず勝つというわけではない、という見本のようなもの。個人的にはこの結果には納得がいかないのだが、勝負の不条理は日本代表自身が味わっており、これもサッカーのリアリズムのひとつの形なのだ。
スロバキア戦で見せたオランダの弱点は全く修正できておらず、さっそくCBの間の穴をロービニョが衝いて見せた。メロから出された長距離スルーをダイレクトで合わせて決めてしまう。ロビーニョのテクニックが光るゴールだった。29分のマイコンの突進、30分のロビーニョのキープからカカーのシュート(これが決まっていればゲームの行方も…)。守備的でつまらないという評価をあざ笑うかのような華麗な攻撃が繰り出される。対するオランダはカウンターに行っても後ろからの上がりが遅くロッベンは孤立するだけ。どう見ても内容ではブラジルが勝っていた。
しかし、オランダにとってはラッキーなOGで同点に追いつかれると、ブラジルに焦りのような妙な空気が流れる。一方同点に追い付いてもオランダの動きはあまり変わりばえがしない。フィジカルコンディションが悪いのではないかと思った。そんな締まりのないオランダがCKから決勝点を上げてしまうのだから、まったくもってつまらない話だ。追いかける展開は初めてのブラジルの焦りが画面からも伝わってくる。そしてメロの一発レッド。メロはそれこそ天国から地獄。追いつけなかったことは、それがブラジルの実力だといえるかもしれないが、勝ったからオランダのサッカーは魅力的かといえばそんなことはない。どこまでいってもこの話は尽きない。

西村さんのレフェリングは日本人として誇らしく思う。この難しいゲームをしっかりコントロールしていた。メロのキッキングも見逃さなかったし、カードの判断も正しかった。もう一試合笛が吹ければ最高だ。この経験、レベルがJにも還元されんことを。

ウルグアイ1‐1ガーナ
スアレスのハンドはスポーツマンシップの観点からすれば褒められたものではない。流れの中で決着がついていたものを巻き戻し、ギャンがPKを失敗するという可能性を残した。ギャンもこれを決めれば勝ちというショットを外してしまう。手からこぼれた水は二度と戻らない。ゲーム全体はウルグアイのものだったがだけに、目の前に転がってきた勝利のチャンスをみすみす失ってしまうのは、サッカーの神様がガーナに仕掛けたいたずらに違いない。ウルグアイにしても勝つには勝ったが、延長突入で体力も消耗し、スアレスも準決勝は出場停止。よほど神様はオランダが好きとみえる。

おそらくオランダは決勝までいくだろう。でも、そこはデッドエンドだ。あんなのが優勝するなんてオイラは許さない。

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