« 2010W杯第7日 | Main | 2010W杯第9日 »

June 19, 2010

2010W杯第8日

ドイツ0‐1セルビア
戦犯ポドルスキ―。数的不利を全く感じさせないドイツの攻めにあって、すべてを台無しにしたのはポドルスキ―だった。57分58分のシュートチャンスを逃し、挙句に直後にもらったPKを失敗してしまうとは、どうぞ勝ってくださいと言っているようなもの。ボックス内でしないでもいいハンドを犯してしまうぐらいセルビアDFは追い込まれていただけに、決まっていればそのまま逆転も不可能ではなかったと思う。失ったものは大きい。その後67分セルビアのシュートがポストを叩いて、まだ何かあるのではないかと期待させたが、終盤のドイツの猛攻も報われることはなかった。それにしても、終盤これだけのスピードで動けるなんて、本当に1人足りないチームなんだろうか。恐るべしドイツ。ドイツのサッカーは面白くないというのが通説だが、このチームの凄みは、この不屈の精神力と正確な高速パスにある。30m~40mの速いパス2~3本でゴール前まで行ってしまう効率的な攻撃システムは、繋いで繋いで崩すポゼッション・サッカーと対極をなしている。今日はハンデマッチだ。負けはしたが、ドイツの評価は揺るがない。セルビアはリードしていきなり引きこもってしまった。10人相手にこのメンタリティでは、厳しい戦いは勝ち抜けない。今日勝てたのはポドルスキ―のおかげなのだから。

アメリカ2‐2スロベニア
2‐0というスコアはやっぱり難しい。前半1‐0のときの方が守備のリズムはよかったように思う。ドノバンの強引なシュートにGKのハンダノビッチが思わずのけぞってしまう。そこは顔ででも止めにいかないといけないところだろうに、スロベニアの腰の引け具合を象徴するかのようなシーンだった。前半と後半とではスロベニアの心理状況が一変して面白い。2‐1になってから、スロベニアの中盤の守備が機能しなくなり始めて、アメリカの攻撃の時間が長くなり、ついに82分に追いつくのだが、85分にはアメリカの幻の逆転ゴールもあったし、逆にスロベニアは後ろ向きの気持ちでよく踏ん張ったと思う。2-2の結末は妥当なものだ。
それにしても、アメリカのあの粘り強さは一体何なんだろう。泥臭く組織に貢献する姿は、オイラが知っているアメリカのイメージとはちょっとずれている。もっと個人主義的なところがあってもいいと思うのだけれど、アメリカも奥が深い。さて、これでアメリカは勝ち抜けるためにアルジェリアに必勝が条件。一方スロベニアは、イングランドが引き分けてしまったために引き分け以上で勝ち抜けとなる。守りに入るとイングランドにたたみこまれる可能性が高い。いかに攻めの姿勢を保てるか、そこがポイントになりそうだ。
それにしても、イングランドぉ、ヤバイよ、ヤバイよ。

【追記】JFKの解説はポイントポイントで効いていたように思うが、もうちょっとハキハキしゃべったほうがいいな。今ちゃんと長友のコメント(無言実行と有言実行)は良かった。東京の宣伝もさせてくれてありがたいこっちゃ。

さて、いよいよ決戦です。

|

« 2010W杯第7日 | Main | 2010W杯第9日 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77466/48669405

Listed below are links to weblogs that reference 2010W杯第8日:

« 2010W杯第7日 | Main | 2010W杯第9日 »