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June 18, 2010

2010W杯第7日

アルゼンチン4-1韓国
メッシを抑えること。これがアルゼンチン攻略の第一歩であるはずなのだが、韓国はゾーンを敷くのみ。あくまで守備バランスを重視した。その結果がこれだ。ただ、2人3人で囲んだって簡単に抜き去りシュートを打てるぐらいだから、一人着けたからといってどうにかできるわけでもなさそうだ。全体のプレーエリアを圧縮して、反則なしにボールを奪うなど、相当難易度が高い。ボックス周辺でファウルすればFKが怖いし、これでは対策も何もないか。ナイジェリア戦以上にメッシが周りを使うようになってきたので(その結果がイグアインのハット)、本当に手がつけられない状況。一体どのチームがメッシ(システム)を抑え込むことに成功するのだろうか。ただ、メッシばかりに注目が集まるが、このチームは実はテベスの攻守にわたる献身的な動きに支えられている。今は黒子的だが、そのときが来れば爆発するポテンシャルを持っている。初めてピッチに登場した“娘婿殿”も効果的だし、多少ディフェンスに不安を抱えていたとしても、それ以上に点を取りそうな気がする。たとえばスイスあたりとはどんな戦いになるのだろうか、興味は尽きない。このゲーム、序盤はハーフコートゲームだったが、徐々に韓国もボールを持てるようになり、アルゼンチン陣内に攻め込む時間が増えていった。これはアルゼンチン側がスペースを作るために意図的に持たせていたとも受け取れる。1点を返されて、後半は特にそんな感じだった。わざと前へ出てこさせる、そういったことがチームとしてできるのだろう。

ギリシャ2-1ナイジェリア
序盤は攻守がはっきり切り替わる慎重な立ち上がり。しかし、16分のゴールでギリシャの尻に火がつく。とはいえ、攻めるといってもギリシャにそれほどの攻め手があるわけでもなく、のらりくらりとナイジェリアがかわして終わるんだろうなぁと思っていた。ところがその矢先、愚か者出現。蹴っちゃいかんだろう、蹴っちゃw。このつまらない予定調和が一気に劇場化するのだからサッカーは分からない。カイタの退場で数的優位に立つと、ギリシャの目の色が急速に変わっていく。もうこうなると気持ちの問題で、守備ブロックがどうあろうと関係ない。同点ゴールはまさしくその気持ちが現象として現れたようなものだ。ハルナに当たっていなければ、おそらくエニェアマはセーブできていたのではないだろうか。59分にはナイジェリアのカウンターが発動して大決定機を迎えたが、オバシがトラップミスで(ダイレクトで打てなかったかなぁ)、唯一の同点のチャンスを逃してしまう。その後はナイジェリアのゴール前で蹂躙ショー。アルゼンチン戦から当たっていたエヌェアマもついに力尽きた。ナイジェリアはいたたまれない。ギリシャはこうでもならなければ勝利はなかった(今大会初めての逆転勝利)。そして、グループリーグは混迷を極める。わざわざドラマを作っているようにしか思えない。ゲームの質としては論外なんだが、このような面白さもサッカーの一部なのだ。

これで、グループBは3チームすべてに勝ちぬけのチャンスが出来た。一番部が悪いのはギリシャ。まずアルヘンの攻撃力に耐え抜くディフェンス力はない。ギリシャ敗戦を前提とするならば、問題はナイジェリアvs韓国。実質的にこの対戦で勝ったほうが2位抜けになる。引き分けであれば韓国がトーナメントへ進出。ナイジェリアはこのゲームで気が引き締まっているはず。一方韓国は4失点のダメージを抱えている。ガチ必至。

グループAの第2節は2試合とも見ることができていないのだが、やっぱりフランスがやってしまった。点が取れないんだもの、そりゃ勝てんわ。最終節南アフリカに勝っても勝ち点4。メキシコvsウルグアイの結果次第ではあるが、引き分けで両チームとも抜けられるとあれば、そりゃ大人のサッカーになる可能性大。ただ、2位抜けになると次がアルゼンチンだから、メキシコは本気出してくるかもしれない(引き分けならウルグアイが1位抜け)。勝負がつけば負けた方とフランスの得失点差争い。これも、フランスが現在-2なので、最低でも3-0ぐらいにしておかないと勝ち抜けは難しい。カメルーンにしてもそうだが、監督がチームをまとめ切れていないと、いくらいい人材がいても能力を発揮することはできないということだ。マネジメントとは普遍である。

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