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June 16, 2010

2010W杯第5日

コートジボアール0-0ポルトガル
11分、目の覚めるCロナウドの31mミドルがポストを叩く。この一発は、スーパープレーが次々生まれる好ゲームを予感させたが、実際は互いの腹を探り合う神経戦の開幕を知らせる警鐘でしかなかった。前半は互いに守備の意識が高く、守りに帰るスピードが速い。攻めと守りが交互にはっきり入れ替わる、ちゃんばらで言えば切っ先をチャンチャンつき合わせている状況がずっと続いた。25分ごろからはコートジボアールがペースを握り、ポゼッションも増えていくが、それでも慎重というか省エネというか、サイドチェンジなんかほとんどなく、ダイナミックな動きも少ない。バイタルに入るまではプレスをかけるでもなく膠着気味。退屈な前半だった。
後半に入って、勝つためには点が必要と、双方のエンジンがかかると、いきなりG前のシーンが増えていく。前半とうって変わって緊迫したゲームに(今度は鍔迫り合いって感じか)。このギャップがなんとも。66分には田中さんに腕を折られたドログバも投入され、豪華2大スターの競演も実現されたが、双方決めきれずスコアレスドローと相成った。
どちらかというと、コートジボアールのゲームだったように思う。判定勝ち。中盤の守備からボールを奪い、確実に前へ運んでいくプレーは非常に組織化されていた。1対1も強い。ドログバの代役で出場したジェルビーニョがすばらしく、左に流れて攻撃の基点となり再三良い突破を見せていた。実際コートジボアールはヨーロッパの香りのする洗練されたチームという印象だ。
一方のポルトガル。アタッキングサードでのアイディアに乏しい。リエジソンは機能しているとは言えず、攻撃に関してはロナウド頼みがありあり。抑えられてしまうと打つ手なしという感じ。メイレレスの刺青ばかりが目に付いて仕方なかった。そんなところで目立ってもどうしようもないのだが…。この趨勢では、グループ2位の座はコートジボアールで決まりそうな感じだ。
ところでJFKの解説、何か普通だったな。面白いことでも言うのかと思って期待していたのだがw。

地上波だけなので、ブラジルvs北朝鮮はニュースでしか見ていないが、マイコンのシュートは奇跡的だな。確かにアウトにかけて狙っていたとしても、GKとポストの間を抜けていく確率は相当低い。改めて何でも打ってみるもんだと思う。ブラジルもゲームをしながら徐々に上げていくタイプだから、初戦しかも閉じこもった相手であればこんなものでしょう。
北朝鮮もよく2点で済んだし、意地でも1点返せたのはアジアサッカーにとって大変良いことだと思う。一番ヨーロッパに近いと思われているオーストラリアが惨敗しているというのも、モンゴロイド・サッカーの存在感をいっそう際立たせている(AFCのプレゼンスを上げることは、W杯におけるもう一つの重要な使命だ)。その中での日本の特質とは何か。オイラの頭には何となくヒントとなるキーワードは出てきているのだけれど、それは3戦(+α)が終わった後で、改めて考えてみたい。

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