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June 14, 2010

2010W杯第3日

イングランド1‐1アメリカ
攻めも攻めたり、守りも守ったりで、とても見ごたえのある一戦だった(流石に生は無理だった)。
チャンスの数ではやはりイングランドの方が上回っていたように思うし、失点がある意味イングランドのアンラッキーによるものだったとしても、この結果はアメリカが好チームであることを正当的に証明している。とてもオーガナイズされていて、攻守の切り替えが早く、パスもよくつながる。タレントは小粒だが、プレミアなどで活躍しており、サッカーの技術も確かなものがある。よくよく考えてみれば、アメリカとは人種の坩堝であり、民族/人種的な人材は多様だ。アングロサクソンも黒人もヒスパニックもラテンも何でもござれだ。それがアメリカらしい合理主義の中で組織化されているのだから、相応な強さを持って当たり前なのかもしれない。
イングランドはルーニーの献身的な動きや壺を得たジェラードの動きとか、タレント個々の能力は流石と言うしかない。それでも、100%ゲームを支配することはできないし、今日改めてはっきりしたイングランドのアキレス腱を抱えながら、どう決勝までの道筋をイメージしていくのだろうか。同点に追いつかれた後の攻勢も実らず、上手くいかなくなったときにどう対処できるのか。唯一、前半30分で動きの悪かったミルナーをすっぱりあきらめ、S・ライト=フィリップスの投入によって左サイドを制圧したカペッロの采配が、その険しい道を照らしてくれるように思った。
さて、この状況で1抜けするにはアウトサイダーとの対戦で取りこぼしせず、かつなるだけ得失点差をつけることが課題となる。敵は己の中、というわけだ。

アルジェリア0‐1スロベニア
守り合いで退屈なゲーム。突出した個がない以上組織で打開するしかないのだが、プレーの連動性もほとんど見られず、運動量も少ないとくれば、リトリートされた相手を崩すことなど叶うはずもない。正直前半は寝てしまっていた。
72'にゲザルが退場し数的優位になってもパッとしなかったが、コレルの低いミドルがGKの手をかすめて右隅に吸い込まれる。手前でワンバンドしており、そこで加速した感じなのだが、それでもW杯クラスであればしっかりはじき出すなりしないと。逆にいえば、枠に飛ばせばこういうことも起きるということだ。日本チームもぜひ参考にしていただきたいw。

セルビア0‐1ガーナ
毎回ドイツはスロースターターなので、この2チームに足をすくわれる可能性もある。それだけ、セルビアとガーナのポテンシャルは高かった。特にガーナはよく繋ぐしスピードもあるし技術も高い。ゲーム全体を通してコントロールしていたのはガーナだったと思う。セルビアは堅守とジキッチの高さを生かした攻めが売り物だが、サイドからのプレーが少なく、せっかくの高さを活かしきれていないように感じた。このようにコンセプトが全く異なるチーム同士が戦うのがW杯の一つの大きな魅力だ。フィジカルでも白人の強じんさと黒人のしなやかさ、高さとバネの戦いになっていてコントラストが面白い。で、その両チームを率いているアンティッチ、ライェバツ2人の監督は同じセルビア人と言うのも何か因縁めいたものを感じる。
ゲームは73'に退場者を出し10人になったセルビアがその数的不利をものともせず攻めに入った。実際人数が少なくなってからの方がセルビアの動きは良くなった。しかし、好事魔多し。83'にPKを取られ1‐0。先制されてからさらに前掛かりになるもゴールを割ることはできなかった。手負いのセルビアは次はドイツと。正念場である。
(地上波しか見れないので、ドイツvsオーストラリアはスルー)

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