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June 29, 2010

2010W杯第18日

オランダ2-1スロバキア
オランダののらりくらりさが不気味。ロッベンの個人技で奪い取った先制点で、オランダは自分のペースで戦うことが出来た。リードしてしまえば、守りを固めてカウンターで追加点を狙ういつものパターンに持ち込める。攻め手に欠いたスロバキアだったが、全くノーチャンスというわけではなく、67分にはゴール前でフリーでビテックがボールを受けGKと1対1になっている。これは決めなければいけなかった。同じような状況が74分にもあり、オランダのディフェンスラインも決して完璧ではない。その隙に如何に付け込めるかが勝敗を大きく左右する。それにしても、これまで通じて今回のオランダからは圧倒的な強さを感じない。この慎重さだからこそ強いのか、それともこれが実力でかなり危ういところで勝ち残ってきているのか、その辺がよくわからない。

ブラジル3-0チリ
ビエルサ率いるちびっ子軍団がどこまで王国に迫れるか楽しみな一戦だったが、結果、プロセスともにブラジルの完勝だった。ここが組織力の限界だ。とにかくチリの中盤のプレスがほとんど効かない。ブラジル選手個々のキープ力といい、パスのつなぎといい、チリの包囲網を簡単に打ち破ってしまう。中盤の高い位置でボールが取れなければ効果的な攻撃も繰り出せない。スアソが孤軍奮闘していたが、チリはこれといった決定機を作ることが出来なかった。レギュラーCB2人が出場停止というハンデもあったが、流石のビエルサも打つ手なしという感じだった。
一方のブラジル。高さを生かしたCKからの先制点、FW3人が連動した速攻で決めた追加点、そしてラミレスのドリブルが生んだロビーニョのダメ押し。まさに理想的な展開。どんな攻めでも点が取れる、チームの幅の広さを見せつけた。さらに組織的な守備に磨きがかかり、ボックスの中には容易に侵入を許さない。守備のうまいブラジルなんてある意味反則で、このチームに対抗できそうなのはアルゼンチンぐらいしか思い浮かばない。

雑感を少々。オランダもそうだったが、このクラスになるとあまり無駄な追い込みをしないし、中途半端なとられ方もしない。エネルギーを効率的に使ってゲームをしている。7試合を前提として戦うチームの必須要件なんだろう。日本はこれまでコンディショニングが上手くいっているが、疲労が蓄積してくるトーナメントで、どれだけ運動量を維持できるかが問題。動きの質を高めていくことでエネルギーをセーブすることもやっていかないと、ベスト4は見えてこないのでは。
意識的に書いてきたが、勝ち抜くためにはスーペルな「個」が必要。今日、本田はその重要な「個」になれるのだろうか。

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