« 2010W杯第16日 | Main | 2010W杯第18日 »

June 28, 2010

2010W杯第17日

ドイツ4‐1イングランド
ランパードのシュートがゴールと認められたとしても、結果は変わらなかったのではないかと思う。それだけドイツのモビリティはイングランドを圧倒していた。ドイツの第3の動きにイングランドDFは後手を踏むばかり。クローゼの抜け出しもミューラーも捕まえ切れなかった。戦前からイングランドのディフェンスラインはGKを含めて怪しかったから、グループリーグでは何とかごまかせていたが、ドイツぐらいになると簡単に崩壊してしまう。攻撃面では、ルーニーが引き気味では怖さも半減。ランパード、ジェラードのミドルも確率が落ちればイングランドに勝ち目はない。
それにしても、ドイツのカウンターの追加点はまさしく電光石火で見事なものだった。高速長距離パスの威力がいかんなく発揮された2点だった。動きの中であれだけの精度が出せるサッカー技術は素晴らしい(ああいうパスはJリーグではほとんどお目にかかれないのが寂しい)。そして、パスを活かしきるドイツの若さ、機動力。平均年齢がイングランドより4歳ぐらい若いチームながら、ドイツのしたたかなDNAをしっかり受け継いでもいる。そして、このチームの真価は早くも次のゲームで試されることとなる。

アルゼンチン3-1メキシコ
録画を斜め見しただけなのでザックリな印象だけれど、やはりここからはスーペルな「個」が輝きを放つステージなのだということを再認識する。堅固なメキシコDFをこじ開けたのはメッシのドリブル。テベスは確かにオフサイドポジションだったけれど、彼が触らなくともメッシのループは決まっていたのではないか。2点目はメキシコDFの迂闊なミスだが、それを見逃さなかったイグアインの嗅覚によるもの。そして、3点目はこれぞストライカーの得点。テベスの右足がメキシコをねじ伏せた。
守りは組織が必要だが、攻めのポイントはこれだけ守りが堅固だと個人による打開以外に方法がない。終盤運動量が落ちて中盤がルーズになるまでは、なかなかチャンスも無いだろう。実際前半はメキシコも中盤の守備をタイトにしてアルヘンを苦しめた。それだけ拮抗したゲームバランスを破壊するには圧倒的な「個」が不可欠になる。「個」に依存するだけに、その「個」の好不調に左右されがちという問題はあるが、優勝するチームには必ずそういった人間兵器があるものだ。

|

« 2010W杯第16日 | Main | 2010W杯第18日 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77466/48745303

Listed below are links to weblogs that reference 2010W杯第17日:

« 2010W杯第16日 | Main | 2010W杯第18日 »