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June 22, 2010

2010W杯第11日

ポルトガル7-0北朝鮮
ランキング(3位と105位)を考えれば、これが当然の結果なのだ。これぐらいの差があってしかるべき。これまであまりにも上位国が不甲斐なさ過ぎた。まぁ、最後のほうは北朝鮮の糸が切れてしまったので大収穫祭になってしまったが、GKのクオリティからして押して知るべしだろう。
ブラジル戦を見ていないのではっきりは分からないが、北朝鮮も前半はそれなりに点を取ろうと努力していたように思う。実際チャンスらしきものもあった。しかし、それ以上にポルトガル側に焦りのようなものを感じた。ポルトガル自身の歯車がうまくかみ合っていなかった。それが、やっと先制することで気持ちが楽になったのだろう。後半の爆発はメンタルのバランスがポジティブに傾いたことが大きい。
もう一つは、Cロナウド頼みからの脱却だろう。得点者は6人とバラバラ。FW、MFが入れ替わり立ち代り前線に飛び出していくことで点が生まれている。崩しの多くは左サイドからで、前段階でうまくロナウドが絡んでいたりもする。やっと、選手たちがそれぞれどうすべきかに気づいたようなそんな感じだった。キャプテンマークを巻くロナウドも、自身が得点したときには「やっと取れたよ」的な安堵の笑みを漏らした。全員でサッカーをすることをゲームを通して確認しあったポルトガルは、意外と持ち直すかもしれない。それにしてもこの7点は大きい。最終戦ブラジルに負けても得失点差では優位に立てる。それほど大きなプレッシャーを受けずに戦えるとなれば、ブラジル相手に結構いい勝負をしそうだ。

チリ1-0スイス
最高峰であるW杯にもレフェリー禍はあるということか。サウジのレフェリーは酷かった。カードをもってしても(黄色9枚赤1枚)ゲームをコントロールしきれていなかった。ベーラミの一発退場も、確かに腕は振りすぎだが、倒れたビダルが上手かった。ちょおっと厳しすぎる判定。
スイスは、スペイン戦よりは攻撃的で、最終ラインもずいぶん前へ出してきて、コンパクトな陣形から攻め込む体勢を整えていた。しかし、この退場劇でシナリオはスペイン戦の再現へと切り替わった。スイスの堅いブロックを前にして、チリはとにかく突破口が開けない。後半は攻撃のパーツを入れ替えて攻め続けるが点にならない。そんなこんなでこれまた微妙な判定がチリを手助けすることになる。バルディビアからバレデスへのスルーパスはオフサイドギリギリ。これがゴンサレスの決勝ゴールを導く。スイスとしてはやりきれないだろう。
最後の最後でデルディヨクが決定機を外してしまうのはご愛嬌。それ以上に、1-0で終わらせたことの方が大きい。逆にチリは追加点が欲しかった。最終節を考えると、得失点をもっと良くしておきたかったはずだ。というのも、スイスがホンジュラスに勝つことを前提に、チリが負けると3チームが勝ち点6で並ぶことになり、得失点が大きく関わってくる。引き分け以上であれば問題ないとはいえ、腐ってもスペインだし、打ち合い上等のビエルサだから、スペイン的にはやりやすい相手とも取れるので、最悪のケースも考えると、当該対決で得失点でひっくり返されてしまう状況は好ましくない。まぁ、ビエルサはそんな計算は全くしていないだろうけどw。引き分ければスペインはグループリーグでさようならとなる。打ち合い必至の好ゲームの予感。

これで2順目終了。各グループの整理をしておこう。

グループA フランスの内紛も勃発して、ほぼウルグアイとメキシコの勝ちぬけが確定。南アフリカはフランスに勝利しても得失点差で2チームを上回ることはほとんど不可能。問題はどちらが1位抜けするか。2位はアルヘンと当たることになるので、回避するために、メキシコは結構マジでやってくるかも。

グループB 問題は2位。現実的にギリシャは引分けが精一杯としてシミュレートすると、韓国○ギリシャ△●→韓国。韓国△ギリシャ△→総得点争い。現状韓国が+1でリード。韓国△ギリシャ●→韓国。韓国●ギリシャ△→ギリシャ。韓国●ギリシャ●→勝ち点3で3チームが並ぶが、得失点でナイジェリアが勝ち抜け。だから、あの4失点がなければもう少し楽だったのに。

グループC アメリカが一番近そう。イングランドも、いくらなんでもスロベニアには勝ちそうだが、嘗めてかかるとえらいことになりそうだ。カペッロはジョンブル気質とそりが合わないなんて話も出てきているし。

グループD ドイツが勝って一位抜け(のはず)。セルビアもオーストラリア相手にどこまで点が取れるか。ドイツの貯金がものをいう。

グループE さて、どうなりますか。勝って欲しい。

グループF パラグアイが優位。イタリアは引分け以上で2位抜け。そうなると、いきなりオランダvsイタリアか。いや、まさかNZLが3引分けで勝ち抜け?

グループG ブラジル、ポルトガルは問題ないと思う。グループリーグ最終戦はガチの予想だったが、ここは大人のサッカーかな。

グループH 上でも書いたが酷い話だ。スイス勝利を前提に、スペインは負けられない。スペインが勝っても3チームが勝ち点6で並び、得失点の勝負。スイス1-0、スペイン1-0だと得失点も+1で並び総得点でスペインが1位抜け、2位は総得点でも並ぶため、当該国同士の対戦でチリに軍配となる。スイスが2点差以上勝利だとスイスの2位抜けになる。だから、チリは最低でももう1点欲しかったわけ。まぁ、スペインから勝ち点取ればいいだけの話なのだが。

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