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January 27, 2010

城福浩の魅力

マガジン、エルゴラ、そして体制発表会のJFKの発言を俯瞰してみると、改めてこの人の凄さというものが伝わってきます。

とにかく、Jリーグのこれからに危機感をもっていて、首都のチームを率いる指揮官としてのプライドとポストW杯のリーグを牽引する責務のようなものを意識しているなんて、一介の雇われ監督の器ではないですよ。Jを‘産業’と言い切るその感覚は経営者そのものです。産業としての自立の大事さを強調するのは、彼のサラリーマン時代の経験からくるものでしょう。エネオスが撤退してガスとテプコになってしまった東京のスポンサー事情は言うまでもなく、大分の倒産危機や、川向うのチームの親会社の撤退とか、そこここでリーグの脆弱性が露呈してきたわけです。また、そもそもプロ野球と成り立ちが違うにしても、双方のプレーヤーのサラリーの格差は広がるばかりだし(とはいえ、プロ野球の底辺はそれなりに厳しい状況にありますが)、Jリーグが活性化するには、儲かる~いい選手が集まる~いいゲームができる~観客が増える~リーグとクラブが潤う~いいサラリーが払える、という好循環を生み出していかなければならないわけで、JFKはそういった産業としての構造をしっかり見据えています。だから、ゲームをエンターテイメントとして捉え、勝つだけではなく感動させるゲームをと言っているのでしょう。現場で勝つことだけを考えてやっている監督とは全く違う感性でサッカーと向き合っているんですよ。本当に、JFKは切り札ですね。惚れ直しました。こんな人だから若手も引き寄せられていくんでしょうね。カリスマ性があるんだと思います。3年目ではありますが、たとえ満足できる結果が出なかったとしても行ける所まで行って欲しいなと思います。チーム作りはどちらかといえば育成型だし、もしかしたら、‘日本のベンゲル’になるかもしれませんね。

2010年型JFK東京が今から楽しみで仕方ありません。

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