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October 31, 2009

【再録】2004年ナビスコカップ決勝

5年前の観戦記を再録します。読んでて目頭が熱くなってきた。そう、我々はあの厳しい戦いを経験しているのだ。それだけで十分なアドバンテージ。EL TOKYO 負けるわけはないさ。

(ちと長いです)

11/3 vs浦和 国立霞ヶ丘競技場 14:05K.O

Result 0-0(EX:0-0) PK4-2

優勝してしまえば何も言うことはない。結果がすべてを物語ってくれている。それだけ素晴しい闘いだった。しかし、書き残しておきたいことが山のようにあることもまた事実。このうれしさを言葉として永遠に残すために、最少限の事実を書きとめよう。

1.浦和がからんだとは言え、販売開始30分でチケットは完売した。SOClO枠での優先販売を放棄してしまった私はチケットジプシーになってしまった。正直あきらめていたのだが、救いの女神が舞い降りてきて自由席1枚をつかわしてくれた。感謝。

2.前日tarcとともに国立へガムテ貼りに向う。指定慣れした私にとっては初体験。これも楽しみのひとつ。ひそかに1週間前から並んでいる人もいたらしいが、思ったほどの並びではなかった。257番目にガムテをはりつける。たまにシミズスポーツが剥がしに来るらしいが、とりあえず貼っておくに越したことはない。翌朝tarcは5時ぐらいに戻ってきた(心配だったのか眠れなかったのか)。私も7時前には合流。シミズスポーツの入場整理は7時過ぎに始まった。

3.開門10時までは長いようで短い。開門と同時に列が次々とスタジアムに吸い込まれていく。私はA嬢に頼まれた記念パーカー&マフラーをゲットしに売店へ走る。パーカーをまずゲット。ところが同じ店でマフラーはすでに売り切れ。隣りの店であわててゲットする。ふっと思って袋の中を確認するとパーカーのMサイズがLになっていた。店に戻ってMに変えてもらう。あやうくA嬢に怒られるところだった。何せこの記念グッズも開門30分で売り切れたらしい。

4.G裏電光掲示板の時計の下辺りに陣取る。席はギッチリだ。ひとしきり席取りが落ち着いたところで、朝日男登場。「楽しみましょう」の一言はうれしかったなー。ガス時代の応援をいろいろと披露。東海大学の野球の応援を文字って「T・O・K・Y・O」(元歌は「T・O・K・A・Ⅰ」)。さらにこの試合用にオリジナル・チャント「カップを奪い取れ、掲げろ東京」を皆で練習する。この洒落っ気が東京なのだ。今日のイケイケはG裏を上手く、そして熱くリードしてくれていた。またまた感謝。

5.ゲーム前のアトラクションでキッズイレブン対決があった。皆上手。こちらは東京の圧勝。そしていよいよ選手登場。練習もいつも通りで淡々とこなしていく。選手が引き上げた後、スターティングラインナップ紹介。それぞれホームでやるのと全く同じスタイルでやってくれた。心憎い演出。

6.試合開始。スターティングラインナップは以下の通り。
FC東京  GK土肥・DF加地、茂庭、ジャーン、金沢・MF今野、三浦、石川、ケリー・FW戸田、ルーカス
浦和レッズ GK山岸・DFアルパイ、闘莉王、ネネ・MF山田、長谷部、鈴木、三都主・FW田中、永井、エメルソン
お互いベストメンバーで臨めたことに感謝。

7.ゲームは探り合いから入る。「東京は攻めてこない」という誰かさん(釣男)の言葉とは異なり、高い位置でのプレスから両サイドを上手く使った攻撃を展開する。しかし、浦和の3トップもなかなかやっかいだ。一度三都州の突破を許し、シュートまでいかれた(左アウトのループシュートは右に大きく外れる)。早い時間帯で永井へのタックルを黄色と判定されたジャーンが前半29分、エメを倒して2枚目のイエローをもらい退場となる。泣き崩れるジャーン。ここで原さんはフミタケに代えて藤山をバックラインに入れる。今野がワンボランチ。前の4人は動かさなかった。この原さんの決断は応援している我々をも勇気づけた。「腐ったチーム」(これも釣男発言)とは誰にも言わせない。

この劣勢にも決定機は何度かつくった。しかし、ケリー、石川、茂庭のシュートはことごとく防がれてしまう。後半永井が右に開き山田がセンターに入ってからは浦和の攻撃も機能し始め、きわどいシーンがたびたび訪れる。それでも、エメをトップスピードに乗せず、ぎりぎりのところでしのいだ。0-0でフルタイム。

8.徐々に東京が守勢一方になってくる。運動量は限界に近づきつつあった。延長に入って戸田、石川の足が悲鳴を上げているのがG裏からでも良くわかった。ボールを奪っても、もはや前へ出る力は残っていなかった。あとは守る他なかったのだ。それにしても良く点が入らなかったな、と。土肥は何度も決定的なシーンを防ぎ、茂庭、藤山はエメを完封した。敵がことごとくシュートをふかしてくれたこともあり、田中達のヘッドもポストが味方してくれた。今日はツキがこちらにあったという訳だ。

9.延長を守り切りPK戦へ突入。5人目のキッカーについての逸話は別ソースにゆずるとして、はずしそうだった憂太が決め、上手そうな梶山がはずしてしまった。5人目の白シューズで最初茂庭か?と思ったが加地だった。彼が蹴るとき隣同志肩を組む。そして歓喜の瞬間。涙止まらず。近くにいた仲間たちと抱き合う。

10.120分立ちっぱなし歌いっ放しはこの年になるとさすがに応える。タクシー利用で中央道を西へ向かう。味スタにはすでに多くの東京サポーターが集結しつつあった。予定7,000人のところ12,000人が集まる。社長の挨拶から始まり代議士や市長などの挨拶をへて、選手たちが一言ずつコメント。ジャーンは日本語で「ごめんなさい」。ナビスコではずっとゴールマウスを守ってきた塩田が土肥にいいところだけもって行かれた!とアピール。場内大爆笑。ほんと、みんなで勝ち取ったタイトルだ。締めはジャーンの音頭で「シャー」3本。長い一日が終わった。

このタイトルが単なる記録として残るのではなく、クラブのそしてチームの血肉となることを切に望んでやまない。勝ちきるためにここ一番でやらなければならないことを彼ら自身で経験し習得することで、これからも来るであろう大事なゲームにそれが生かされなければ意味はない。フミタケが言うように「次につながる」優勝であって欲しい。選手たちにとって、そして、われわれサポーターにとって。

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