蹴神降臨
FC東京2-1清水
鳥肌が立ったね、あの右アウトサイドには。その直前のミドルも相当クオリティの高い一発(しっかりドライブがかかってた)だったわけだが(あれに反応できるとはさすが山本海人)、それを上回る一発だった。あの角度でなら、常識的に考えれば左インフロントで回転をかけるようなイメージなんではないかと思いきや、ナオはアプローチの端っから右アウトで蹴ることしか考えていなかったという。本当に降りてきてるわ。これは好不調ではないよ。プレーのレベルが確実にワンランク上がったんだ。
さて、清水相手にこれだけボールを繋いでゲームを支配できるなんて、ここ数試合の進歩振りは目を見張る。例えば65分の陽平がダイレクトパスの交換でシュートまでいったシーンは典型だったけれど、必ずフィニッシュのイメージがついていて、中盤で不用意な取られ方をしていない。失点が減ったのはこの辺にも原因はありそうだ。遅攻と速攻のメリハリといい、バックラインから回しながらじわじわボールを前へ進めていくなんて、まるでアルヘンを観ているかのようだった(褒めすぎ?)。平山も効いてた。あれだけ収まれば文句は無い。本人は点を取りたいだろうが、ここはチームの柱として頑張ってくれ。
対する清水は、取りに行っても回されるのが分かったから取りにこなかったのか、ボールに対してちょっと蛋白に見えた。技術のある清水の選手達にそう思わすことができたのであれば、上位との対戦でもこの戦い方ができそうな予感がする。最後ヨンセンの高さにちょっと苦労したけど、何とかクロージングできたのも成長の証だろう。
ここからだね。いよいよ“反攻の夏”が始まる。


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