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June 03, 2009

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

デレデレのエウレカなんてエウレカじゃないっwww。

(ネタバレ)

Eureka レントンにしても馬鹿がつくぐらいストレートすぎて観ているこっちの方が気恥ずかしくなってくる。このラブラブさ加減を暖かく親のような目線で見れないと、この映画はまったく楽しくないだろうな。

オリジナル(TV版)の登場人物だけを借りてきたような内容だから、看板に偽りありとの謗りを受けても仕方なかろう。イマージュは人類の鏡とか、イマージュの目的は夢を見ることで、そのためには経験を必要とし、それを人間から手に入れるためにエウレカをスパイとして送り込んだとかうんたらかんたらと、まぁ主題らしきものはあるにしてもだ、まったく伝わってこなかったし、伝えるような努力の痕すら見られなかった。観終わった客席のそこら中から「わかった?」とか聞こえてきたし、パンフレットはそのお陰かどうかわからないが完売していた。そもそも、オリジナル版が「フィロソフィー・フィクションSF」という今一わからんジャンルを標榜しているのだから、このような難解(といっていいものか)な物語になるのは致し方ないにしても、2時間程度の尺に収まる(1回見ただけで理解できる)ような設定内容ではなかったように思う。この部分を作品の評価として組み込めば、あまり褒められた出来とはいえない。

しかし、だ。
世界観を説明せざるを得ない冗長な前半部、オリジナルを無視した登場人物の性格付け、その他TV版が好きな人間からするとちょっと相容れないような部分が多かったにもかかわらず、意外と楽しめてしまったのは、結局この映画の本質的な魅力は「ボーイ・ミーツ・ガール」であり、そのドキドキ感であり、2人のお互いを思う気持ちに当てられてしまったからなのだと思う。そこは素直に認めたい。潔く感動すべきだ。エウレカセブンは、いろいろなアニメや映画作品のオマージュ(というかコラージュ?)として知られており、オリジナルを離れてもなおその性質は継承していて、この作品の中心には「コナン」と「ラナ」(あるいはそれに準ずる作品群すべて)がある。少年活劇アニメのエッセンスは永遠不滅なのだよ。設定にしてもサブキャラにしても、そんなものは刺身のつまぐらいに思えばいい。詰まってもいないそんな周辺のことに囚われて煩わしく思うより、このある意味バカップルの好いた惚れたにワクワクするのがこの映画版の正しい見方といえる。

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