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November 08, 2008

G大阪1-3FC東京

往事茫々。

Tower_of_taiyoh 昔大阪で万博があった。なぜか家族で行くことになって、往路は羽田から飛行機で伊丹に向かった。このとき生まれて初めて飛行機に乗った。YS11というプロペラ機だった。会場について早々、父親の会社が出展していたパビリオンに連れて行かれた。コネで裏口から入れてもらい、映像中心のアトラクションを見た覚えがある。

人気のパビリオンは長蛇の列で、特にアメリカ館では“月の石”を展示していて、入るのにも数時間並ばなければならなかったようだ。家族は時間を惜しむかのようにあまり混雑していない、たとえば西アフリカの国のパビリオンなどを駆け足でまわった。日も傾き始めた頃、ふと振り返ると遠くに観覧車やジェットコースターが見える。しかし、そこは目的地ではなかった。子供ながらに、なぜ僕は観覧車に乗らずにまた東京に帰らなければならないんだろうと哀しい気持ちになっていた。そんな息子の気持ちを知ってか知らずか、親は有無を言わさず新大阪へ向かい、そのまま新幹線に飛び乗ったのだった。まさに会社のパビリオンを見に行くためだけに行ったようなものだ。帰りの新幹線は冷房が効きすぎていてすごく寒くて、しかも乗ってからはずっと乗り物酔いでゲーゲー吐きっ放しだった。

だから、大阪万博にはいい想い出がない。

そして今日、時を越え、こうして再びこの地に立つとは思いもよらなかったことだ。思いを残した観覧車は、エキスポランドの事実上の倒産によって止まったままだった。太陽の塔は今でも不気味に立ちつくしている。スタジアムはしょぼかったが、心配されていた雨は何とか持った。そして、我が軍はアウェーのピッチで“効率的な”パフォーマンスを見せてACLに望みを繋ぐ勝ち点3を手に入れた。あの時の哀しい思いもこれで報われた気がした。すべては順調だった。これで気分よく、これから京都で湯豆腐でも食って余韻に浸りますか、なんてゲーム後の大人の楽しみを期待していたのに、あろうことか連れはつれなく速攻で新幹線ホームに向かっていくではないか。そのときハッと気がついた。あぁ、“ココ”は“そのため”だけに来るところなのだ。それは、昔も今も変わっていなかったのだと。

初めて入る万博スタジアムはいかにもローカル臭がプンプン漂っていて、およそほぼアジアチャンピオンには到底ふさわしいものではなかった。スタンドの売店も“食の大阪”とは無縁のチープなメニューしかなく、東京に対抗する都市にしてはあまりにみすぼらしかった。これは流石にガンバがかわいそうだ。余計なお世話だが、何とかしてやれよと言いたい。

さて、ゲームの方は押されっぱなしだったが、ガンバも中2日のためか出足がちょっと鈍かったように思う。その辺が、東京の決定機が決まって、ガンバのが決まらなかった差になっていたのではないかしらん(明神のCBも微妙に影響していたかな)。中盤の守備意識も高く、8人のブロックは最後まで崩れなかった。そして、とにかく今日はシオが止めまくったね。ネ申が降りてたよ。モニの負傷や羽生の足の具合がちょっと心配だが、交代も順調にいってまさに完勝。遥々日帰りできた甲斐があったもんです。

これで、ガンバの来年のACLは天皇杯しか可能性がなくなったけれど、水曜日アデレードでキッチリ決めてアジアチャンプになってください。来年は俺らが行きますから(まだ厳しいけどね)。

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