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August 06, 2008

SOCIOの定義

後半戦のチケットとともにクラブからまたわけのわからないお伺いのお手紙が来た。会員組織を改定するに当たって当事者である人たちの意見を聞くというのだが、このことにいったいどんな意味があるのだろう。マーケティング手法的に言えば、もっと簡素に現行会員システムに対する満足度をチェックするアンケートに答えてもらえればいいだけのはずで、手の内を晒してどれがいいでしょうと聞くのは、自分たちの能力不足をアピールしているとしか言いようがない。
そもそも、味スタを満員にするために必要な組織会員のボリュームがどうやって算出されたのか、その根拠も示されていなければ、その会員数に到達させるための具体的かつ戦術的なアイディアもなく、ただ単に会員組織のフレームだけを問われてもこれで味スタを満員にできるかどうかなんてわかるはずがない。既存会員は当然既得権を主張し、値下げと特典の充実を要求するわけで、そのことがすなわちファン層を拡大するかといえば、そんなことはまったくない。むしろ、今のファン層とは異なる切り口が必要なのであって、それを現行会員に求めるのはお門違いなのではないか。クラブやチームに対する思い入れは人それぞれなので、それを完全に統一することは難しい。それはクラブミーティングに参加してみても良くわかった。ならば、クラブとしてこうするという意思を明確に示すべきだし、その意思が指し示すところを偽りなく、かつ納得性のあるように説明すればいいのだ。あとは、ついていくかどうかはわれわれ側の問題だし、その方向性に興味関心を持ってくれる人が今より増えるというのであれば、それがクラブ経営には正しいことだといえる。

詳細はクラブに送りつけるにして、オイラの考えの骨子だけ書いておく。
①SOCIOはその名称のルーツに従い、より支援者としての性格付けを強くしていくべき。同時に“協賛者”視点でのメリットを強化していく。
②年間チケット購入(者)は、あくまでサッカー観戦(“チーム”の応援)を目的とした関係性にとどめるべき。サッカー好きとFC東京という“企業”に対する支援はまったく別の性格のものだからだ。
※SOCIOも2005年からやや踊り場的になってきている。これを再び右肩上がりにするためにどうしたらいいかを考えないといけない。なにが一番増加に寄与するか、その分析がないとね。
③ファンクラブに所属しているメリットをもっと多様化しつつ、コミュニティ化していくべき。特に、選手とのふれあい、コミュニケーションを強化していくこと。チーム成績やチームのコンセプトに左右されない魅力は、まさに“選手”以外にない。
※なぜファンクラブの会員数が2001年~2002年で減少したのか、その原因を探ることが先決かな。

それにしても、野球の集客手法の勉強とか浦和の観客層分析とかやってるのかね。満員にするための戦略がまったく見えないんだけど。それなくしてこんなコトやってもあまり意味がないでしょう。大戦略の中でこういったことが位置づけられ、だからこのような組織になる、というのが普通だと思うんだが。たまに朝、水曜日ぐらいに駅前でスタッフが新聞を配って誘致活動をしているのを見かけるが、彼らの地道な努力がどれほど報われているのか気になって仕方がない。無駄とは言わないが、もっとやり方があるんじゃないかと、彼らを見るたびにいつも思ってしまう。こんなアンケートをするよりも、平均観客動員3万を達成する方法をSOCIOから募集した方がよっぽど建設的かつ生産的だと思うのだがね。

まぁ、とにかくアウェーで堅守の大分相手に2点以上の差をつけて勝つという難題を片付けてからですかね。

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