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June 17, 2008

ユーロ9日目

トルコ3-2チェコ

いやー、凄いもん見ちゃったな。上手の手から水が漏れるとはこのことか。2-0はやっぱり魔のスコアだったよ。

このゲーム、全く同じ条件のため、引き分けるとグループリーグ初のPK戦での順位決定が予定されていた。チェコはPKの練習をし、トルコは90分で決める決意を表すためにPK練習はしなかったという。トルコはこの50年間一度もチェコに勝ったことがない。メンバーの平均身長も随分と差がある。戦前の予想はチェコ有利も動かないところだったと思う。しかし、そんな過去の戦績や身体差なんて関係ない。最後まであきらめないということを身をもってトルコイレブンは示してくれた。

70分のチェコの3点目の決定機がポストに阻まれた。これがトルコ反攻の合図だったように思う。この辺からチェコの運動量がガクッと落ち、明らかに守りの意識が前へ出てくる。トルコは左右サイドからフックの連打のようにチェコゴールを襲う。チェコの高さがあってなかなか攻略することが出来なかったが、ついに右からのグラウンダーのクロスがマイナスに左まで抜けると、そこに待っていたアルダがダイレクトシュート。チェフの指先をかすめて左隅に決まり2-1。そこからはまさに猛攻。チェコは押し戻すことが出来ず5バックで対応するが、ついに根負けしたかのように、名手チェフが右サイドのセンタリングをハンブル。落としたボールにニハトがすばやく反応し無人のゴールに押し込み同点!! 2点差を追いつかれた方は精神的なダメージが大きい。何とか返そうとするチェコだったが、逆に終了間際オフサイドトラップの掛け損ないにニハトが再び抜け出し、ここしかないという右上隅にインサイドで放り込む。ついに逆転!!! あとはロスタイム4分を守りきるだけになったが、なんとここでGKのヴォルカンがラフプレーで一発退場。後退枠を使い切っていたトルコはトゥンジャイをGKに立てて10人で守る。しかし、チェコの命運もここまでだった。奇跡の大逆転劇。体格差や選手のネームバリューなんて関係ない。最後まであきらめない強い気持ちがあれば、サッカーの神様をも動かすことが出来るのだろう。ちょっと感動。このゲームのMVPはニハトだが、トゥンジャイもいい選手だな。

スイス2-0ポルトガル

フェリポンはスタメン8人を入れ替えてクルージングモード。控え中心だからといって勝ちを捨てているわけではない。ピッチに立つ選手達は、この先のために(自分のために)必至にプレーするだろうし、勝利を目指すだろう。しかし、始まってみるとどうにもリズムが悪い、ぎこちない(個個が持ちすぎのような気がしたのだが)。スイスにもいい形を作られ、チームとして機能していないような印象。せっかくの決定機もナニやポスティガが決められない。

後半は、スイスの方が攻勢でサイドからいい形を何度も作り、71分にハカン・ヤキンがトラップの網を潜り抜けてリカルドの股を抜いてゴール。さらに83分にPKと2得点。エースの活躍でユーロ勝利を収める。サブメンバー中心とはいえ優勝候補相手に2-0の完勝。大会をいい形で終えることが出来た地元サポーターも溜飲を下げたことだろう。

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