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June 28, 2008

ユーロ18日目

ロシア0-3スペイン

前半はスペインが必要以上に慎重になっていたようで、大した見せ場もなく終わってしまう。ビジャが負傷し、前半でセスクがピッチに入る。後半に入ってからロシアが前線からプレスをかけてくるが、狭いスペースでも確実にかつワンタッチトゥタッチで繋ぎながらスペインはかわしていく。これで、ロシアの攻め手は完全に封じられてしまい、あとはほぼスペインのゲームとなる。

先制は50分。シャビ→イニエスタのクロスに→再び中央のシャビがノーマークでゴール前に進出し股抜きシュート。セスク、トーレスがマークを引き連れて左右に開くことでシャビのスペースを作り出している。チームとしての攻めがしっかり出来ている。

先制して押せ押せになってはいたが追加点がなかなか取れなかった。ここで、アラゴネスはシャビ・アロンソ、グイサを同時に投入して現状の打開を図ろうとする。解説陣はこの交代の意図を掴みかねていた。確かに、1-0のスコアでまだ20分以上も残っていて、同点に追いつかれれば延長も想定されるはずで、この段階で3枚のカードすべては切りきれないというのだ。だからここは、アラゴネスは攻め切って90分で終わらせるという意志に基づいて交代させたと解釈すべきだろう(のび太には無理っぽい)。これがアラゴネスという指揮官の個性なのだ。そして、今回はこの交代が吉と出る。こればかりは結果論でしか語れない。

73分に右サイドからのボールをセスク・ファブリガスがワンタッチでラストパス。ロシアのトラップ掛け損ないで抜け出たグイサがGKの逆を突いてシュートを決める。82分にはややカウンター気味にセスクからシルバ。ロシアは全く何も出来なかった。スペインの強さは本物だ。

3点目のセスクのラストパスはまさにピンポイントだった。ドイツvsトルコ戦のドイツの1点目(ポドルスキーのクロスにシュバインシュタイガーが走りこんだやつ)もそんな感じだったのだけれど、ポイントはラストパスの出し手の精度だ。漠然とではなく、“ここ”というところに“いま”というタイミングで送り出している。出し手がフィニッシュをイメージしているのだろう。だから、FWは“そこに”入っていって、ボールを如何にゴールに叩き込むかを考え、それを実行するという技術が必要なわけだ。持ってから考えるのではなく、イメージした軌跡をなぞる。これですよ。

ドイツは強いが、スペインに是非勝って欲しい。スペインのパス回しはほんっとに、ラブリーheart

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