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June 19, 2008

ユーロ11日目

フランス0-2イタリア

何をやっても上手く行かないときはこんなもんでしょう。ただ、今日のフランスの敗因は、この期に及んでバックラインをいじくったドメネクの失策だわな。リベリの負傷退場は想定外だっただろうが、急造のCBコンビは不安定で、結局25分にアビダルがトニを捕まえ切れずにエリア内で後ろから倒してしまう。レッドが適切な判定だったかどうかは分からない。10対11でも勝つことはよくあることだ。それでも、点を与えた相手が相手だけに、勝たなければならないフランスにとっては相当重い1点になった。

案の定、先制してからイタリアは無理をしてこない。それでもチャンスは何度かあるのだが、とにかくトニが外しまくる。イタリアのやる気が急に失せてしまう。そんな62分、フランスゴール前のFKをデロッシがシュートすると、壁に入ったアンリが足に引っ掛けてコースを変えてしまい、GKの逆を突いてゴールイン。決定的とも思われる2点目が入る。弱り目に祟り目。イタリアの守備も結構ユルユルなのだが、フランスも攻めきれず、おされブッフォンのファインセーブもあり、このまま終戦となる。ガチバトルを期待してたのにさっぱり肩透かしだよ。これをイタリアのリアリズムと見るか、単なる怠け者と見るか。少なくともこのゲームから緊迫感、緊張感は感じられなかったな。

まぁ、何とかトーナメント進出を決めたイタリアだが、緩い守備にチャンスを外しまくるエース、さらにピルロ、ガットゥーゾがイエロー2枚で出場停止ときたもんだ。これでどうやってスペインに勝てるって言うんだい?

オランダ2-0ルーマニア

ファン・バステンは大胆にもスタメンを9人入れ替えてきたが、守ってカウンターを狙うしかないルーマニアに対して、圧倒的なポゼッションで押さえ込み、カウンターの隙を与えない。イタリアがフランスをリードしているという知らせがもたらされると、ルーマニアとしては勝ちにいかなければならなくなり、後半立ち上がりから前へ出てくる。こうなるとオランダの思う壺だ。54分右サイドからのクロスをフンテラールが中央でプッシュ。終了間際87分には同じく右サイドからのクロスをファーのファン・ペルシがDFを一人交わしてシュート。ルーマニアに止めを刺した。ルーマニアも攻撃の姿勢を見せ、いくつかのチャンスを迎えたが決定力不足。引き分け狙いのゲームは出来るだろうが、実力が上回るチームに勝ちきる力まではなかったようだ。

ところで、このゲームにおけるオランダのスタメンに1970年代生まれの選手は僅か3人しかいない(↑のフランスのスタメンには6人、イタリアは8人。ロッベンはあれで24歳なんだよね)。圧倒的に若いが、技術と才能に恵まれたグループだ。チームとしての一体感といい、かつてのお家騒動当たり前のオランダの姿は影も形もない。いつもはどこかで空中分解するのだが、この大会は最後まで猛威を振るいそうだ。

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