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May 28, 2008

フェニックス

オポチュニティ、スピリットに続き火星にもう一機の探査機が着陸した。今回は極点付近で水と微生物の探査を行う。水の存在は、今後の火星開発に大きく影響してくるだろう。
昨夜のニュースステーションで、このニュースと環境G8の話題を対比させ、古館がなぜか憤ってたけど、本当に火星移住ができるとしても、今世紀中は難しいのではないだろうか。対比する意味が相当SFチックで笑えた。
温室効果ガス半減の目標である2050年といえばあと42年。技術的な進歩もそうだが、それ以上に地球環境がどこまで悪化しているかがまったくイメージつかない。ツバルが海中に沈もうが削減目標が前倒しになることはないだろう。
各国の利害がぶつかるだけの会議の結果を見るにつけ、いつかこの星を投げ出さなければならない時が本当に来るかもしれないという想いは強くなるばかり(ただ、そのときにはもうこの世にはいないけど)。まぁ、先達の負の遺産を抱えながらやっていかなければならないのは後世の宿命でもある。それこそ、人類全体の革新がなければ、なるようにしかならない未来が待っているだけだ。まるで満員電車の中ほどに押し込まれたように、降りたいのに降りられない、動き出した電車の行き先までは変えることができない、そんな状況なんだろうか。
火星移住はSFでも良く出てくる話。敬愛するディックの作品の中にも何篇かある(たとえば、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『トータルリコール』が有名)。棲めなくなったらほかの土地へ、とはいかにも狩猟民族的発想だが、結局人類とは生産の名のもとに消費するだけの存在なのだろうか。独自に発達してしまった結果、地球の循環系サイクルの外にでてしまったのならば、地球の外に出て行くのは必然なのかもしれない。

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