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March 24, 2008

石ノ森章太郎の世界

BS2で昨晩から七夜連続で石ノ森章太郎作品を特集している。生誕70周年、没後10周年だそうだ。相当懐かしい本編が次々かかるんで嬉しくなってしまう。

初日は本郷猛こと藤岡弘を迎えて仮面ライダー誕生を振り返った。コメンテーターに出渕裕なんかを持ってくるところなんかは憎いね。第二夜である今日はキカイダー、イナズマン、ロボット刑事Kのマニアックなヒーローもの。ゴレンジャーやズバットみたいなコミカルなヒーロー(明日)もあるけれど、石ノ森ヒーローは総てにおいてどこか影の部分を持っている。好むと好まざるとそうなってしまった自身の境遇に葛藤する孤独なヒーロー。そのネガティブな部分こそが石ノ森作品の魅力の源泉なのではないかと思う。その意味で、最終夜平成仮面ライダーも紹介されるのだが、意識的にその暗さを排除した作品世界は明らかに石ノ森オリジナルとは異質なものだ。最新シリーズは(電王もそうだったが)もはや仮面ライダーとは呼べないマーケティングの権化のようなものになってしまっている。原点を失ったシリーズは一体どこまで行ってしまうのか。そんなどうでもいい心配をしながら、今週一週間は早めに帰るオイラであった。

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