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January 22, 2008

ムービングサッカー

観戦友達によれば、ガーロのポゼッションサッカーは、選手をゾーンで捉え、その受け渡しの中でリスクを押えてボールを前に運ぶものだったらしい。その話を聞いて、サッカー盤ゲームじゃないんだから、その理屈の実践にはもとから無理があるんじゃないかと思った。で、城福サッカーも目指すはポゼッションサッカー。人も動くことでボールを動かしポゼッションする、所謂「遅攻」を目指そうとしている。目指す形は同じでもアプローチは全く違うことになりそうだ。今度こそ、の想いは強い。

実現に向けては、オシムサッカーの例を取るまでもなく「サッカー脳」と「運動量」が不可欠。日本(代表)サッカーが目指そうとしているところに近く、その辺も今ちゃんの移籍を押しとどめた理由に違いないだろう(今週のサカダイ今ちゃんインタビューによれば、城福さんからは会談中に慰留の言葉はなかったとのこと)。

キーワードとすれば「機動性」だろうか。城福さんが選手に対してポリバレントを要求するのは、スタメンで複数のポジションを任せられると言うことではなく、動き始めたゲームの中で、その時々に置かれる状況に応じたポジショニングとプレー選択が高いレベルで実践できると言うことだと思う。それができなければ「ムービング」はできようはずもない。後ろの人間が前へ飛び出し、空いたスペースを前の人間が埋め、ピッチ全体に人の渦巻きが発生する。05年の千葉や嵩にかかったときの川崎のように(あるいは往年の磐田のように)、あとから後から人が沸いて出てくるような分厚い攻撃。

うーん、見てみたい。そして動かされてみたいw。

ガーロサッカーは理想だけが一人歩きして方法論が全くついていかなかったが、城福さんは完成させてくれるだろうか。先は長そうだが、少なくともU17を世界の舞台まで引っ張っていった人だ。若い選手たちを育成しながらと言うことも含めて期待は膨らんでいく。

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