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December 28, 2007

ボーン・アルティメイタム

まだ大丈夫だろうと思っていたら、いつの間にか上映館が少なくなってて焦ってしまったが、六本木TOHOのレイトショーに滑り込みセーフ。深夜なのにしっかり定価を取られ六本木だから仕方ないのかなぁと思いつつ、1人って言ってるのに、本日はレディースデーで女性は割引ですと説明してくるチケットカウンターの女の子にも閉口させられつつ、見てきましたよ。(ネタバレあり)

Bourne_arti ロシア警察の追跡をかわす冒頭のシークェンスにより、この作品が前作「ボーン・スプレマシー」とつながっていることを認識させられる。クールなトーンとせわしなく動き回わるカメラ視点、そしてマット・デイモンのいかつい顔。「スプレマシー」を見た記憶がすぐさま呼び起こされ、感覚は『ジェイソン・ボーン』シリーズの世界に取り込まれていく。敵(今回もCIA)の追撃を逃れつつ相手を追い詰めていくという構造式はそのままに、ジェットコースターのようにめまぐるしく物語は展開する。
本作はジェイソン・ボーン本人の謎解き、トレッドストーンあらためブラックブライヤー
作戦の真相に迫ることが主題。不確かに甦りつつある記憶をたどり、ボーンは首謀者と思われるCIAのエージェントを追ってロンドン、マドリッド、モロッコを駆け抜け、かつてのパートナーだった“ニッキー”の助けを借りながら、最終的に『ジェイソン・ボーン』が生まれたニューヨークにあるCIAの研究施設にたどり着く。そこで明かされる『ジェイソン・ボーン』誕生の真相とは、というのが大筋。
迫力のカーチェイスや格闘アクションが満載で、迫りくる追っ手をどう交わしていくかのハラハラ感は今回も楽しめる。ただ、見ていて前二作ではあまり気にならなかったマンガ的な部分が多少強くなったかなと思うのだが、それもこれも全ては『ジェイソン・ボーン』の謎解きのためと思えば我慢もしよう。ボーンの記憶の謎を解く鍵は“溺れること”だった。振り返えれば、ボーンが記憶喪失したのもボートから海に落ちたときからだったわけで、三部作に一本筋がクッキリ入っていたことになる。今年もスパイダーマンやパイレーツオブカリビアンといった三部作ものがエンディングを迎えたが、トータルでの完成度とストーリーの納得感はこれが一番高かった。DVD三巻セットが出たら即買いです。
肝心の『ジェイソン・ボーン』が何者だったのかは、自分で確かめた方がいいですね。

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