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July 07, 2007

バカでもわかる戦争論

Sensouron_1 バカでもわかる戦争論
福田和也/著
新潮社   ISBN 978-4-10-390911-8

“バカでもわかる”っていうタイトルは、まさに読者をバカにしていて、平易に書いているつもりでも、意外とある程度専門的な知識がないと理解しにくい部分もあったりして、目線の高さが鼻につく感じがする。それに、何でわざわざ、毎回3人の会話形式を取るのかわからない。会話調にすれば読みやすいと思うのは絶対間違いだ。中でもオバはん編集長と呼ばれる道化の発言があまりに下世話で、いちいち話の腰を折られるので内容に集中できない。終いには、そのオバはんの発言はスキップして読み進んだ。
表現手法はさておき、これだけのいろいろな歴史上繰り広げられた戦いをざっくりコンパクトにダイジェストするには、相当努力もいっただろうし、各章のまとめ3ポイントからは、筆者のそれぞれの歴史に対する主張、思い入れが伝わってくる。消化不良ところは多々あるにしても、世界史を最初から読み返す時間のない人間がおさらいするには適当な本だと思う。
特に、巻頭書き下ろされた今日日本が置かれたアジアの状況は目から鱗で、本書の中でこの章が一番価値があるともいえるのだが、アメリカと中国に挟撃されないためには日本はどうすべきか、という気づきこそ最大の発見なのでR。
外交こそ日本の生命線。何事にも冷静さが必要なのです。

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