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November 06, 2005

ヒトというもの

さてさてさて。

本日、ホームエリアで起きた事故についての説明会に行ってきました。とにかく、ディスクロージャーはいいことです。うやむやにできることでもないですが、このスポーツに関わる者であるならば必ず知っておくべきことです。何が起きたかを。説明会の後は、外に出て脱落の体験と回復動作のトレーニングをちょっとやりました。女性陣はやはり腕力不足で、体を引き上げることができません。慌てなければどんな人でも簡単にできる回復術なので、筋力はつけておいたほうが安心ですね。

内容についてはナーバスなものがあるので詳しくは述べられませんが、言えることは、危険防止のために考えられた用具やシステムも正しく使わなければ機能しないということ。また、いくつかのシステムが錯綜するとき、相互に連動していなければどこかで見落としが起きるということ。そして、それはすべてヒトに起因するということ。どんなに万全を期したところで起きてしまうものは止めようがない。あとは、起こってしまったときに、臨機応変にいかに対応できるかです。そのためには正しい情報を的確に判断することがとても重要なことになってきます。

これらのことは、パラグライダーのようなスポーツだけに限ったことではありません。仕事だってなんだってそんなことがあるのです。経験と知識が対応能力を高めていくためのキーではあるのですが、そこに命が係ってしまっているところに不幸がありました。仕事で命をとられることはありませんからな。仕事のことであれば、若くたって失敗が次の仕事につながっていくのです。しかし今回、「次」はなかった。

何にしても失われた命を取り戻すことはできません。彼のために明日我々ができることを考えることが、彼を活かすことにもつながるのだと信じてやみません。

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